教員名(職名 氏名)教 授 水戸部 一孝教 授 水戸部 一孝教 授 水戸部 一孝教 授 水戸部 一孝教 授 水戸部 一孝教 授 藤原 克哉教 授 景山 陽一講 師 白井 光教 授 景山 陽一講 師 白井 光教 授 景山 陽一教 授 石沢 千佳子講 師 白井 光教 授 景山 陽一教 授 景山 陽一教 授 景山 陽一教 授 景山 陽一研究テーマVRシミュレータの開発と交通事故防止技術の研究ハイパーサミアによる悪性腫瘍の治療技術の研究AR・MR技術を活かした採血・吸引手技の訓練用MRシミュレータの開発遠隔医療支援技術の研究ロボットやAIを活用した高齢者世帯の見守り支援技術の研究UAVデータを用いた環境モニタリング技術の開発UAVデータを用いた機械学習による植生個体数の推定高齢者を対象とするe-スポーツ実施時のヒューマンセンシング表情認識と発話内容の識別情報技術を用いた心理・体調変化,関心度の推定物流における倉庫内業務支援とデータ解析単眼カメラによる道路両側縁石検出■ 情報データ科学部所属(学科・コース・講座等)情報データ科学科情報データ科学科情報データ科学科情報データ科学科情報データ科学科情報データ科学科情報データ科学科情報データ科学科情報データ科学科情報データ科学科情報データ科学科情報データ科学科研究内容世界最先端の超高齢社会を迎えた秋田県を舞台に、高齢者の交通事故について研究しています。ここでは、バーチャルリアリティ技術とモーションキャプチャ技術を組み合わせたVRシミュレータを開発し、仮想空間を実際に高齢者が歩いたり、自転車や自動車を運転したりする時の行動を解析して、交通事故発生要因の解明や自動運転技術への活用を進めています。医学部胸部外科との共同研究として、悪性腫瘍が熱に弱い性質を利用した副作用の少ない物理的な治療技術である「温熱療法(ハイパーサミア)技術」を研究しています。既に動物実験では本手法に薬剤を併用することで生存率が向上することを実証し、現在、臨床試験に向けた装置の大型化、自動制御手法を研究しています。医学部保健学科との共同研究として、1/100mmの高い分解能で計測できるモーションキャプチャ技術を利用し、採血における指先の細かな動作を計測・解析することで技能を評価すると共に、自学自習用のAR・MR教材を研究しています。高齢化が進む本邦は、近い将来、病院で収容可能な患者数を超過するため、在宅での治療・看護が不可欠となると予想されています。我々は、訪問看護の先進県である秋田県を舞台に看護師の在宅での超音波検査を支援する遠隔MR技術を研究しています。秋田県では高齢化が進み高齢者の単身世帯数が増加しています。都市部にある病院の医師や首都圏で離れて暮らす子供世帯が必要に応じて、3Dカメラにより高齢者の日々の行動(服薬)を見守ったり、遠隔地からロボットハンドで支援したりできる遠隔システムの実現をめざしています。ドローンなどのUAV(無人航空機)により取得されたデータを用いて、環境をモニタリングする技術の開発を行っています。例えば、湖などの水質状況を把握する場合、採水することが一般的ですが、この場合では水面全体の状況を把握することは困難となります。このため、対象物の特徴やUAVデータがもつあいまいさを考慮して、環境をモニタリングし国土の保全を支援する技術の開発を行っています。国連が提唱する持続可能な開発目標(SDGs)にもある通り、陸上生態系の保護は重要です。生態系の種別判別や管理は、人手により行われており、人手不足やコストが課題とされています。このため、UAV(無人航空機)により取得されたデータを用いて、画像処理と機械学習による自動個体数推定法の開発を行っています。超高齢社会の到来に伴い、高齢者の健康寿命の延伸に関する取り組みが行われています。その中で、社会との多様な繋がりを持つことは、高齢者の認知症発症リスクを低減できることが明らかにされています。このため、高齢者を対象としてe-スポーツ実施時のヒューマンセンシングを行い、得られたデータを解析し、e-スポーツが高齢者に対してどのような効果があるのかを研究しています。私たちは顔情報を用いて他者とのコミュニケーションを図っています。特に、表情は目や口などの様々な部位の動きが複合し多くの情報を発信しています。また、言葉を発する時には口が動くため、発話に伴う口の動きを解析することにより発話内容の識別が可能になります。このため、人と人、さらには人とコンピュータとの理解を深めるインタフェースを開発するために、表情認識と口の動きに着目した発話内容識別について機械学習などを用いて検討を行っています。日常生活において、自分自身や周りの人たちの体調の程度、心理状態を理解することは質の高い毎日を過ごす上で重要です。このため、顔に表出される情報や口の動き特徴、視線、体動などに着目し、画像処理や機械学習、IoTにより対象者の心理や体調の変化、関心度を検出する技術の開発を行っています。これらの検出技術は、超高齢社会において、遠隔地から他者を見守るシステムやコミュニケーションを支援するシステムに利用することができます。私達の日常生活を支えている基盤の一つとして、物流があります。特に過疎化が進む地域では、必要なものをネットなどにより発注し配達してもらう機会が増えるでしょう。このため、物流における倉庫内業務において、ICT(情報通信技術)による最適なピッキングおよび在庫ロケーションを支援する手法について検討しています。また、膨大なデータ解析により作業効率化を図ること、搬送計画の自動化など物流システムの要素技術について検討を行っています。単眼カメラによる道路両側縁石検出の自動化は、自動車の接触事故の防止に寄与できます。しかし、現在行われている縁石検出の手法は、主にLiDARを用いています。LiDARによる検出手法は高価的かつ侵襲的なデメリットがあるため、画像処理と機械学習の手法を用いて、単眼カメラによる縁石の自動検出技術を開発しています。-56-
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