教員名(職名・氏名)教 授 松永 哲郎助 教 張 田力教員名(職名・氏名)特任教授 宮本 律子教 授 濱田 陽助 教 服部 圭祐助 教 百川 佐良良助 教 吉澤 孝幸助 教 浜田 典子研究テーマ呼気・空間オミックスを用いた感染リスク評価法開発超硫黄分子による炎症応答の制御機構に関する研究研究テーマアフリカ言語学、異文化コミュニケーションリスニング力向上・発音改善 どのようなものごとや行動が「よい」ものであり、また「悪い」ものであるか、ということは人間にとって最も根本的な問題の一つですが、この問題は「倫理学」と呼ばれる分野で取り扱われます。 この「倫理学」が、これまで日本でどんな議論を行い、どのような流れで発展してきたか、そうした倫理学における思索が「政治学」「教育学」「医学」などの他の学問分野や、日本の文化および社会全体に与えてきた影響を研究しています。日本における倫理学の発展とその影響比較文学・日本思想スピーキングにおける即興力の育成中上級日本語学習者の仲介行動の特徴■ 感染制御総合センター所属(学科・コース・講座等)感染制御総合センター感染制御総合センター■高等教育グローバルセンター所属(学科・コース・講座等)高等教育グローバルセンター高等教育グローバルセンター高等教育グローバルセンター高等教育グローバルセンター高等教育グローバルセンター高等教育グローバルセンター研究内容新型コロナ感染症COVID-19の感染予防意識の高まりを受け、呼気を対象として新興再興感染症を「さりげなく」モニタリングするリスク評価法を開発しています。呼気オミックス解析を用いて、呼気および居室空間や病院・クリニックで空間エアロゾルを採取し、新型コロナウイルスなどの病原体に加えて、がんや生活習慣病などの疾患を検出・解析します。この新技術により、医療施設や公共施設での感染症リスクなどを非侵襲的かつ高感度に評価できる方法を開発します。炎症は、組織修復や免疫応答を担う生体防御機構として重要な役割を果たしている。一方で、その異常な炎症応答は、自己炎症性疾患や動脈硬化を含む多くの疾患の病因となる。私たちは、生体内に豊富に存在する新規レドックス分子である超硫黄分子に着目し、それが自然炎症応答の制御に重要な役割を果たすことを世界に先駆けて見出した。今後は、その分子機構を解明し、炎症性疾患に対する新たな治療戦略の創出を目指す。研究内容価値観の異なる人々と円滑なコミュニケーションをとることのできる能力が今ほど求められている時代はないといっていいでしょう。異なる背景や価値観を持つ人々の間に起こるコミュニケーションの研究をしています。さらに、コミュニケーションの核となる言語の研究として、特にアフリカの音声言語や視覚言語(手話)を中心に調査をしています。シャドーイングについて、リスニング力・発音改善のための方法を様々な角度から研究しています。どんな学習者に効果的なのか、なぜ効果的なのか、さらに、どうすればもっと効果的になるのかを理論的に解き明かし、実践的に検証しています。さらに、近年は、リスニング力のさらなる向上のために、語彙とリスニングの関係についても研究をしています。本思想や比較文学を研究しています。日本社会の「もののあわれ」で支えあう共同体の考え方や、日本文学と英語圏の文学を比べながら、人々の価値観や文化の違いを探ります。異なる文化を理解し合うための材料を、文学や思想から読み解くことをテーマとしてます。即興で話すためには、ゼロから文を組み立てるのではなく、語句の固まり同士をつなげて「プレハブ方式」で発話することが効果的であるとする「用法基盤モデル」という理論があります。日本の英語教育において、その理論に基づいたスピーキング指導の有効性について研究しています。私達は予測不可能な時代を生きています。この時代を生き抜くには、背景の異なる人と協働しながら、アイディアを創出していくことが必要です。そのためには様々な調整を行いながら話し合いをすすめる対話力が必要です。意見の衝突が起きた場合やコミュニケーション上の問題が起きた時、私達はどのように調整していくのか、どうすればそういった調整力を育むことができるのかについて、主に日本語学習者を対象に検討しています。-63-
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