医学・健康科学を理解し、人々の健康と福祉に貢献できる国際的視野を備えた人材を養成。22FACULTY OF MEDICINE医 学 科保健学科学部長メッセージ 医学科は医師を養成する初めの6年間を教育する場です。本道キャンパスでは約750名の医学科生が学び、学生の臨床実習の場である医学部附属病院の他に、バイオサイエンス教育研究サポートセンター、シミュレーション教育センター等、研究や教育を支援する施設があります。特に、シミュレーション教育センターは、全国的にも最大規模もので、様々な医療現場で用いる技術を実際に体感でき、その習得に役立っています。また、秋田県という土地柄、患者さんもおおらかで、学生の診療参加にも協力的な方が多く、医学部学生を育てる素地があります。 初年次から、将来の医療チームメンバーである3専攻および医学科との、合同講義を開講しています。理学療法学専攻と作業療法学専攻では、人体構造学実習ができるように、教育環境を整えています。多様な場での実習を通し、実践力を高められるカリキュラム構成です。また、専門職として研究的視点を培うため、卒業研究を必修にしています。学生へのサポートは、クラス担任制やチュートリアル制で万全です。 すぐれた専門医療従事者となるためには、まずはしっかりとした医学や医療に関する知識と技術を学ぶと共に、医学や医療のプロフェッショナルとしての人間性の涵養に努めなければなりません。秋田大学医学部では、医学科卒業時には医師免許を、保健学科では看護師、助産師、理学療法士、作業療法士、等の専門医療職の国家資格を得るべく、秋田大学医学部のスタッフの力を結集して皆さんの指導に当たります。50名以上の優れた教授陣、約200名の熱意溢れる教員、1000人以上の医師、看護師や薬剤師などのメディカルスタッフを揃えています。さらには皆さんの先輩達が皆さんのお手本となり、多様で夢のあるキャリアへ導いてくれます。また、クラブやサークル活動、ボタンティア活動などの課外活動を通じて人間性を身につけることも大切です。医学部には50以上の体育系及び文化系サークルがあり、皆さんの参加を待っています。困ったらいつでも相談に乗れる体制も整えています。豊かな自然の下、秋田大学医学部で心地よく学び、充実した学生生活を満喫し、社会に貢献できる信頼される「医」のプロフェッショナルを目指しましょう。医学部長 羽渕 友則 医学部は、豊かな教養に支えられた人間性、学問の進歩に対応しうる柔軟な適応能力と課題探求・問題解決能力を養い、医学・健康科学に対する充分な理解をもとに、人々の健康と福祉に貢献できる国際的視野を備えた人材を育みます。「医学科」では、医学専攻の40講座と3つの臨床教育協力部門の教員が教育を担当し、医療に関する幅広い専門知識と高度な技術を身につけます。「保健学科」は、看護学・理学療法学・作業療法学の3専攻3講座を設け、医療専門職者(看護師、保健師、助産師、理学療法士、作業療法士)を養成します。医学部
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