28総合環境理工学部カリキュラムどんな人材を育てるか●活躍できる分野生化学、分子生物学、細胞生物学、生物化学工学などの生物学系専門分野を重点的に学び、化学と生物学を総合した考え方と高度なバイオテクノロジーを学びます。有機化学、高分子化学、有機材料科学などの専門分野を重点的に学び、化学と生物学を総合した考え方と高度な有機合成技術を基盤とする応用力を学びます。無機材料科学、電気化学、反応工学、エネルギー変換材料科学などの化学の専門分野を重点的に学び、化学と生物学を総合した考え方と高度な化学技術を学びます。純粋数学(代数学、幾何学、解析学)、理論物理、そして地球科学まで自然科学を学びます。量子計算機、情報セキュリティ・暗号理論、地球システムの理解とその気候温暖化対策への応用を学びます。金属・半導体・絶縁体・磁性体・誘電体などの各材料の機能や用途、光・情報通信・情報記録・映像表示などの各デバイスの動作原理や特性、そして材料機能と電子デバイス特性の相関について学びます。実学を尊重した人材養成と、社会から要請される先進的な技術開発により、持続可能な地球環境と社会システムの構築に貢献することを目的とした教育と研究を行います。そのために、自動車や航空機など輸送機の電動化、輸送機の高性能化を支える新素材の開発、洋上風力発電やメガソーラーなどの再生可能エネルギーの大規模な社会導入、さらに道路や橋、河川や港湾などの社会インフラの整備や交通システムの高度化など、社会の持続的な発展のために、2年次後期から各々の専門教育コースにて深い専門性を養います。地球環境と調和した先進モビリティ開発のための要素技術・システム技術を身に付けるために、機械工学の基礎を成す材料力学、熱力学、流体力学および機械力学に加え、モビリティを構成する素材の材料科学・工学までを網羅した知識と技術を習得します。知的な電気機器や制御システムの設計と開発、電気エネルギーの発生・変換・貯蔵・利用、人間と環境の関わるエンジニアリングデザインに関する知識と技術を習得します。持続可能で強靭な地域社会を支える社会基盤の構築とその維持管理を目的として、公共の福祉の立場に立ち、環境負荷低減機能を重視した新たな地域社会基盤を創出するための素養を身に付けます。コースの概要どんなことを学ぶのか/主な授業・分野生物学コース有機・高分子化学コース応用化学コース数理科学・地球環境学コース機能デバイス物理コースモビリティコース電気システムコース社会基盤コース●製薬関連 ●医療機器関連●食品関連 ●化学関連●環境関連 ●エネルギー関連●素材・材料関連人の健康や環境保全、バイオ生産における諸課題に挑戦する人材を養成します。医薬品や農薬及び化学素材の製造や化学的検査・分析における諸課題を解決できる人材を養成します。クリーンエネルギーの創出、環境浄化、脱炭素化社会の実現における諸課題に取り組む人材を養成します。●情報通信・データ分析関連●金融関連●半導体・電子部品関連●素材・材料関連●教員・公務員自然科学(数学、物理学、化学、地球科学)の知識を持ち、現代社会において自然科学の持つ意義を理解し、データ解析能力を持ち、それをグリーン社会の実現に活用できる人材を養成します。材料の機能性や物性の知識を活用して電子デバイスを設計する能力を持ち、デバイスのシステムや仕様の知識を活用して材料を開発する能力を持ち、グリーンIT社会の実現に貢献できる人材を養成します。●航空機関連●自動車関連●素材関連●電力・再エネ関連●建設関連●技術系公務員モビリティの電動化、省エネルギー化、及び、再エネ電力を活用したグリーン水素化を推進することができ、先進モビリティの設計や開発に貢献できる人材を養成します。輸送機とそれに関連する電気機器、さらに電気電子通信機器の製造開発、エネルギーインフラと再生可能エネルギー導入に関連する事業に貢献できる人材を養成します。①すべてのひとにとって快適な都市・地域社会の創造に関する知識と能力、②環境に適合した構造物の設計と施工に関する知識と能力、③水環境や地盤環境の保全と改善に関する知識と能力、を基に、社会基盤の構築と維持管理に貢献できる人材を養成します。現在構想中の内容のため変更の可能性もございます。応用化学生物学科人間の健康と環境調和社会の実現に貢献人の健康を支える製薬業や医療機器関連企業、脱炭素社会に向けて変革する化学関連企業などで複合的な問題を解決できることを目指し、化学と生物学の両方の知識と技術を学び、応用する能力を身に付けます。化学と生物学の専門性の重みの異なる3つのコースを用意して、2年次後期から専門教育コースにて各専門分野を深く学びます。環境数物科学科自然環境とグリーン社会の調和に向けたデジタル改革に貢献数理科学、地球科学、材料物性学、エレクトロニクスの諸分野が共創することで自然環境保全とグリーン社会の実現を目指し、高度な自然科学を学ぶことで人類の叡智を理解するとともにそれを先駆的デバイス・エレクトロニクス技術に活用する能力を身に付けます。デジタル改革に対応するため、最先端の実験装置を用い観測・取得したデータをプログラミングやシミュレーションを駆使してデータ解析する実践的なデータサイエンスを学びます。2年次後期から二つの教育コースに分かれて学修します。社会システム工学科持続可能な地球環境と社会システムの構築に貢献
元のページ ../index.html#30