秋田大学 教育文化学部 学部案内 2026
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●国立ハンバット大学校 ●圓光大学校●聖公会大学校韓国語学堂※※印は部局間協定19中 国 ●黒龍江大学 ●蘭州大学 ●北華大学 ●西北師範大学アメリカ ●セント・クラウド州立大学韓 国台 湾 ●龍華科技大学ルーマニア ●ブカレスト大学イスラエル ●ハイファ大学イタリア ●カリアリ大学フィンランド ●ラップランド応用科学大学カナダオーストラリア ●グリフィス大学(短期研修のみ)ウクライナ ●ボリス・グリンチェンコ記念キーウ市立大学学 部 生 6名(中国4名、ベトナム1名、マレーシア1名)非正規生学 部 生 8名(中国6、ベトナム1、マレーシア1)非正規生学 部 生 7名(中国4、マレーシア2、ベトナム1)非正規生2020 年の春、世の中がコロナウィルスの影響で大いに混乱している中、私は秋田大学に入学しました。都会では感じられない程よいのんびり感があり、地域の伝統文化が溢れているこの町に、私は魅了され続けています。都会のように賑やかではないかもしれませんが、新しい発見や小さなサプライズがあちこちにあります。教育文化学部では、教員になるためのプログラムがあり、また社会科学や人文科学、環境や衣食住に関する学問、心理学など幅広い分野の授業が開設されています。専攻の授業の他に、自分の関心や将来の進路に応じて、自由選択科目として、興味のある授業も履修することができます。私は歴史学を専攻していますが、映画などの表象文化に関する授業やドイツ語も履修しています。留学生活も 2 年、3 年と過ぎると、最初の頃に抱いていた新鮮さは徐々に薄れていきます。また学びが深まるにつれ、関心も変化していきます。そうした中、学習や将来の就職に向けた計画を立てる時、先生方の指導が重要になります。専攻に迷った時、気軽に相談できる先生方がいて、私はたいへん助かりました。また人生はいつも思い通りになるとは限りません。そんな時も先生方には私の悩みや迷いについて相談に乗っていただき、たいへん大きな助力となりました。先生方や友人に囲まれ、各地に旅行もし、勉強や研究に打ち込むことができた秋田大学での生活は、私にとってすばらしい経験です。この留学生活は生涯忘れることのできない思い出になると、私は思っています。●ニューファンドランドメモリアル大学令和6年度/33名(国費6名、私費27名)27名(中国14、韓国7、台湾1、イスラエル2、インドネシア1、ウクライナ2)令和5年度/37名(国費2名、私費35名)29名(中国14、韓国4、台湾2、ウクライナ4、イスラエル2、ポーランド1、フィリピン1、フィンランド1)令和4年度/31名(国費4名、私費27名)24名(中国13、韓国4、台湾2、ルーマニア1、イスラエル1、フィンランド1、アメリカ1、タイ1)※なお、交換協定を結んでいない大学であっても、留学することは可能です。秋田から計3日間の長旅を経て、イタリアのフェラーラに到着しました。初めての乗り継ぎ、初めての一人での海外など、緊張する事ばかりでした。留学先のフェラーラ大学は14世紀に設立された大学で、町の中心部の様々な場所に教室があります。街並みからだけでなく日常の授業を受けることからも歴史を感じることのできる実りある留学生活でした。大学での授業はすべてイタリア語で行われ、時には教室を飛び出して実際に美術作品を見たり、実際に活動をしている人から講義を受けたりと、実践的な要素の強い授業がほとんどでした。最終テストは大学のアプリから予約をすることなど、秋田大学と全く違うシステムに戸惑うこともありましたが、友人に助けられ、段々と学んでいきました。そして長期の休みの際には欠かさずイタリア国内とヨーロッパ各地を旅行しました。たくさんの美術館を訪れ、様々な美術作品を鑑賞したことで今まで本で見ていたことを自分の体験からも学ぶことができ、卒業研究に取り組むに当たって大きな支えとなりました。1年間の交換留学は思うようにいかず自分に対して苛立ちを覚える事も多くありました。しかしそれ以上に自分の目標の実現のため、この機会を無駄にしないという思いを基に粘り強く取り組むことを心掛けました。夢を実現した自分を誇りに思うとともに、支えてくださった方々へ感謝しています。これからもこの経験を原動力として、新たな目標へと励んでいきたいと思います。留学に関する相談窓口を設置しています!秋田大学では経済的な支援だけでなく、留学先に関する情報や留学に必要な言語運用力、経費等、留学に関するさまざまな事柄についての相談窓口として、「高等教育グローバルセンター」を設置しています。また国際交流協定校の窓口担当教員へも相談できます。●教育文化学部では、世界の様々な社会、文化、言語の学習を重要視しており、国際交流の推進、留学支援制度の充実を進めています。●秋田大学と学生交換に関する協定を結んでいる協定校へ留学する場合、留学先の授業料が免除されます(上限人数あり。本学の授業料は支払う必要があります)。留学先で取得した単位は秋田大学の単位として認定を受けることができ、条件を満たせば留学しても4年間で卒業することができます。●留学支援制度には「秋田大学みらい創造基金学生海外派遣支援事業」および「教育文化学部国際交流等学術研究交流基金の助成事業」に基づくものと、「外部の留学支援制度」に基づくものがあります。1.秋田大学みらい創造基金学生海外派遣支援事業交換留学生として留学する場合、一定の条件を満たすと渡航費の一部の助成を受けることができます。2.教育文化学部国際交流等学術研究交流基金の助成事業本学部教員が企画する交流プログラムに参加する場合および海外の大学へ留学する場合、助成を申請することができます。3.外部の留学支援制度日本学生支援機構の「海外留学支援制度」や、地方自治体(国際交流団体を含む)奨学金、外国政府等奨学金、民間団体奨学金等、留学を支援する制度があります。秋田大学 イタリア自信をつけてくれた留学生活イタリア・フェラーラ大学へ留学沢井 冴地域文化学科/国際文化コース令和6年度卒業中国 秋田大学秋田での留学生活と学び中国広州市出身(令和5年度卒業)林 文博教育文化学部との主な提携先(大学間・部局間協定※)教育文化学部に在籍する留学生数(過去3年分)詳しくは秋田大学ホームページ「秋田大学国際交流」で!留学体験記国際交流・留学支援

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