秋田大学 入学案内 2026
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戦できました。戦 きました 留学前までは、色々と難しく考えすぎていたように思えますが、帰国後は、とりあえずやってみることの大切さを実感し、最後にはなんとかなるという考えが強くなりました。 また、出会った人々と交流する中で、日本にいてはなかなか考え付かない、様々な生き方を知ることができました。 そして、一個のことにしばられすぎないことや将来やりたいことについて考えなおすことができ、視野が広まりました。 これから、この留学の経験を活かして、一つのことだけでなく、できるだけ多くの自分がやってみたいことに、挑戦していきたいです。紹介する発表も行い、現地の学生に日本の文化や価値観を伝えることで、文化的な相互理解を深める活動にも取り組んでいます。  生活面では、英語と並行してポーランド語の学習にも励んでおり、挨拶や買い物、飲食店での会話などを通じて、地域社会との交流を日々深めています。 今後は、本留学で得た知見と経験を将来の研究や進路選択に活かし、国際的な視野と実践的な能力を兼ね備えた人材として成長していきたいと考えています。 しています。 秋田大学では、資源に関する政策を学んでい30S T U D Y A B R O A D E X P E R I E N C Eクラクフ経済大学国際資源学部 国際資源学科 資源政策コース4 年 松見 武洋さん 私は現在、ポーランド・クラクフ経済大学にて交換留学をます。 ウクライナ侵攻を契機に、欧州が直面している政治・経済・安全保障上の課題などを、現地で直接感じながら学びたいと考え留学を志望しました。 現在は、国際関係、エネルギー政策、EU の制度などに関する講義を履修し、欧州の視点から世界の諸課題について学んでいます。  当初は授業やディスカッションに苦労することもありましたが、次第に積極的に発言することの重要性を実感し、主体的に参加する姿勢を意識するようになりました。 特に欧州各国の学生との交流を通じて、自分の質問が「はい・いいえ」で終わるクローズドクエスチョンに偏っていたことに気づき、相手の意見や考えを引き出すオープンクエスチョンを意識的に使うようになりました。 これにより、対話がより深まり、相互理解が進むことを実感しています。 また、日本文化をラップランド応用科学大学国際資源学部 国際資源学科 資源政策コース3 年 粟津 美月さん   私は、フィンランドのラップランド応用科学大学に2023 年の8 月から2024 年の5 月までの約10か月間、交換留学しました。 現地では、国際観光が発展しているロヴァニエミを軸として、観光学とビジネスに関して学びました。 どちらもグループワークやフィールドワークの授業があり、実践的で、ディスカッション式の授業では、他国の留学生が多くいることにより、広い視野で学ぶことができました。 課外活動では、観光の日本語ガイドのインターンシップに参加することができ、主にオーロラやサンタクロース村などを案内しました。 実際に現地の観光業に携わることで、観光客が訪れるきっかけや、その場所でしか体験できない魅力の発信について、観光客の方々と交流する中で理解を深めることができた貴重な体験でした。 他にも留学中に一人でヨーロッパ旅行に行ってみたことや、活動に参加し、日本文化や日本語を通して交流してみたことなど、積極的に新しいことに挑文化科学宮殿での集合写真インターンのオーロラツアーの様子日本についてのプレゼンテーションの様子学内イベントの時のトナカイ牧場(本人は左)わ たし の 留 学 体 験 レポ ートF I N L A N DF I N L A N DP O L A N DP O L A N D

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