青森県立保健大学 大学案内 LIVE 2024
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21大学時代の経験は仕事への活力や探求心につながっています多職種連携の学びを活かし地域に信頼される管理栄養士に私は現在、特別支援学校の栄養士として給食を提供しています。毎日子どもたちの近くで給食業務に携わることができて、とてもやりがいを感じています。        大学では、実験や実習、学外授業なども充実しており、栄養士に必要な基礎的な知識を身につけながら、現場の仕事についても学ぶことができました。また、私は、開発途上国と子どもへの食育に関心があったため教職課程の科目を履修し、ゼミでは、カンボジア王国の栄養教育の現状把握とともに実際の栄養教育活動を実施し卒業研究としてまとめました。 栄養士として働き始め、大学での学びをもとに社会人としての経験を積むにしたがって、さらに学びたい気持ちが強くなりました。そして、今年からは働きながら大学院に進学し、さらに深く学んでいきます。栄養士の活躍する場は多岐にわたると感じています。皆さんも、自分の関心のある分野について、学びを深めることができる大学での生活を大切に過ごしてほしいです。私は現在、薬局・トレーニングジムを併設する「認定栄養ケア・ステーション」で、疾患や運動についての栄養指導、特定保健指導、部活動や地域住民への栄養セミナーなどを行っております。幅広い年代の方と関わらせていただいており、日々やりがいを感じているところです。保健大学では、栄養学についての知識はもちろんのことですが、4学科合同授業を通して、多職種連携についても学ぶことができました。普段、行政を通じ、様々な職種の方と仕事をする機会があるため、大学生のうちにそういった部分を学ぶことができたのは大きな経験だったと思います。今後は自分がスポーツをしていたということもあり、以前から興味のあった「スポーツ栄養」の分野に力を入れていくと共に、地域の皆さんが困ったとき、第一に思い浮かべてもらえるような管理栄養士になれるよう、日々の学びを大切に頑張っていきたいと思います。栄養学科卒業生奥山 莉紗子 さん | 2021年3月卒青森県立八戸第二養護学校栄養学科卒業生佐々木 麻希 さん | 2020年3月卒I・Concept 認定栄養ケアステーション卒業生からのメッセージ栄養学科

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