青森県立保健大学 大学案内 LIVE 2024
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22APPEAL POINT•収容定員/20名(入学定員10名)•修業年限:2年(長期在学コース/3年)•学位/修士(健康科学・社会福祉学・看護学・ 公衆衛生学)•収容定員/12名(入学定員4名)•修業年限:3年•学位/博士(健康科学)令和5年4月から、「修士(公衆衛生学)」の学位が取得できる「MPH(Master of Public Health)コース」がスタートします!本研究科では、「授業の土日、夜間、夏季集中開講」、「オンラインを活用した遠隔授業の積極的導入」によりより学びやすい環境を構築しています。研究室のメインテーマ〜がんになっても安心して暮らせる社会の構築をめざして〜CNSコースがん看護学研究室がん看護CNS(専門看護師)コース教授 鳴井 ひろみ私が所属するがん看護CNSコースでは、鳴井ひろみ教授のご指導のもと、がんの病態や症状緩和、がん薬物療法など、がん看護専門看護師に必要な知識と技術を学んでいます。私は、臨床で9年働いてから大学院に進学したのですが、入学したばかりの頃は、これまでの臨床経験と大学院で学んでいることにギャップを感じ悩みました。これまで私は、どんな看護をしてきたのだろう、患者さんを理解出来ていたのだろうか、と落ち込むこともありました。しかし、その問いに対する答えを自分で理解していくプロセスに、自分が今後、臨床においてCNSとしてどうあるべきかという意味を、少しずつ見つけられています。大学院での学習は、テーマに対して主体的に学習し、思考を整理してプレゼン出来るように準備をして、自分の考えを伝えることが多くあります。これまで、一病院の病棟看護師としての見方しか出来なかったのですが、患者さんを取り巻く環境や他職種、制度など視野を広げて見ることで、全人的にその人を理解できると、今まで見えなかった看護の方向性が見え、改めて、看護師という職業の魅力を感じています。自分が臨床で感じていたことと、大学院で得た知識を統合し、理論と研究と実践が一体になるような、CNSとしての活動を目指して行きたいです。がん看護CNS (専門看護師)コース2年川村 陽子 さん健康科学研究科HPはこちらがん看護学研究室では、住み慣れた地域でがん患者と家族が望む生活の実現に向けて、総合的な判断と組織的な問題解決力を培い、高度な看護実践を行うための看護を探求しています。がん看護CNSコースでは、がんになっても住み慣れた地域で最期まで過ごせるように、がん患者・家族に対して、「いつでも、どこでも、だれにでも」質の高い地域包括ケアシステムの一部としてがん看護を提供していくために、患者・家族、様々な職種、施設間をつなぐ調整力を備えた地域に根差したがん看護専門看護師の育成を目指しています。博士前期課程開設領域・コース■保健·医廉·福祉政策システム領域■対人ケアマネジメント領域■基礎研究·実用技術領域 がん看護CNS(専門看護師)コース博士後期課程開設領域■保健·医廉·福祉政策システム領域■対人ケアマネジメント領域■基礎研究·実用技術領域大学院で学び、見つめ直し改めて看護師という仕事の魅力に気づく地域の保健医療福祉の向上専門職業人の育成社会の発展・人類の幸福に寄与研究者・教育者の育成地域の健康をリードする専門職業人社会の発展と人類の幸福に寄与できる研究者・教育者を育成する健康科学研究科

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