愛媛大学 社会共創学部 GUIDE BOOK 2022
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CUCU授業紹介担当教員/松村暢彦地域デザインとは「地域をデザインする」といったように地域を対象として捉えるだけではなく、地域のために、地域(の人々)によって、地域の問題を解決し、より豊かな暮らしを実現していく営みを意味します。長年にわたって、地域の問題を地域の人々が協力し合って、創造的に解決していくプロセスはまさに地域デザインのあるべき形といえます。また、過去から現在までの時間的変化から地域を読み解く能力を磨いていくことで、将来の地域を広域的に計画していくための視点を学んでいきます。地域デザイン論1年次専門力育成科目群担当教員/松村暢彦、入江賀子、片岡由香私たちの暮らしは、自然環境と社会基盤という大きく分けて2つの環境に向き合い、支えられています。また、人々の生活や暮らしの目に見えるハード面だけでなく、そこでの暮らしに必要となる活動も支えています。豊かで安全、安心、快適な持続可能な地域社会を実現するためには、人間自身の認識と共に、制度や規範等を通じて、自然環境を持続的に保全、活用し、社会基盤を適切に整備、運用していかなければなりません。この授業では、持続可能な社会を実現するために、地域社会の課題とその解決方法を理解することを目的としています。環境デザイン論2年次専門力育成科目群担当教員/入江賀子環境プロジェクトや環境政策のデザインには様々な内容がありますが、どのようなデザインが社会にとって良いでしょうか。社会全体の便益が大きい、あるいは費用が少ないデザインを良いものとする考え方が、経済学の「費用便益分析」の考え方です。この授業では、そのような「費用便益分析」の内容について、概ね理解できるようになることを目標としています。このため、環境プロジェクトや環境政策の便益や費用についての基礎理論を学び、これらの知識をもとに、「費用便益分析」の仕組みを理解していきます。環境経済学2年次専門力育成科目群担当教員/バンダリ・ネトラ・プラカシュ、羽鳥剛史この授業では、ネパールの大学生と協働でフィールド実習に取り組むことによって、国際コミュニケーション能力・国際性・課題解決能力などを身に付けることを目的としています。現地では、トリブバン大学等の学生との混合グループでフィールド実習に取り組み、ネパールに関連する研究素材(社会、経済、工学、技術、自然科学、自然環境・災害、地域文化、教育など)に関して、自ら課題を発見し、解決の方向性を探求していきます。また、地域のステークホルダーと対話し、問題解決のためのトランスディシプリナリー・アプローチの実践を学びます。海外フィールド実習Ⅰ・Ⅱ(ネパール)1・2年次実践力育成科目群その他の授業も紹介中!詳しくはWEBをチェック!4年次3年次2年次1年次実践と講義が連動社会共創力学位認定科目群社会共創演習Ⅰ・Ⅱ/自由課題研究/卒業研究応用力専門力育成科目群環境デザイン課題研究Ⅰ・Ⅱ/環境デザインゼミナールⅠ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ/環境デザイン実践論/環境マネジメント論(環)/水域環境保全(環)/応用地球科学(環)/自然社会環境学(環)/地域防災実践学(地)/住民参加と合意形成(地)/自然災害学(地)課題解決提言力・調整力・マネジメント力実践力育成科目群プロジェクト応用演習専門力環境ガバナンス論(環)/環境経済学(環)/環境修復学(環)/生物多様性保全学(環)/環境統計学(環)/地理情報システム学(環)/景観デザイン(地)/公共ガバナンス論(地)/防災情報社会学(地)/社会資本の整備と運用(地)/防災マネジメント学(地)基礎力環境デザイン概論/環境デザイン論/地域デザイン論/地球環境学/統計学/生物学/地球科学/微積分/物理学/線形代数/化学/国土形成史(地)自己デザイン海外フィールド実習1・Ⅱ/海外インターンシップ他学科科目他学部科目学士基礎力新入生セミナーA・B/社会力入門/愛媛学など学際的視点課題解決思考力育成科目群持続可能性科学/社会心理学/地域経済学/地域社会論/質的データの収集と分析/データサイエンス/トランスディシプリナリー科学概論社会共創の基礎的知識基礎力育成科目群共通教育科目社会共創学概論/経営入門/リーダーシップ入門課題解決立案力プロジェクト実践演習/環境デザインフィールド実習Ⅰ・Ⅱ就業力インターンシップ実践課題原因究明力プロジェクト基礎演習/環境情報処理演習就業イメージ形成・自己課題認識力インターンシップ入門協働基礎力・コミュニケーション能力フィールド実習主体性・現地調査力フィールド基礎実習フィールドワークのためのスキルと態度フィールドワーク入門※環境サステナビリティコースは(環)、地域デザイン・防災コースは(地)で表記しております。※2021年4月以降入学者のカリキュラムとなっております。19

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