愛媛大学 ガイドブック 2022
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工学の各分野における技術がどのように産業の基盤技術となっているかを解説します。さらに、新しい産業の創成のためにどのような科学技術の進歩が期待されているかを解説します。工学リテラシーⅠ1年次前学期1年次前学期1年次後学期3年次後学期3年次~3年次~実技を通して学びを深めるために、機械工学分野の基本的な課題に関する実験を行います。実験とレポート作成を通して、科学的な分析能力や第三者に自分の考えを説明できる能力を身につけます。機械工学実験共通のトピックスを課題として文化の異なる人間同士の意思伝達の方法について学び、技術者に必要なコミュニケーションスキルの重要性とそれを身につける方法を理解し習得します。工学コミュニケーション地震、津波、洪水などの自然災害の歴史、発生形態、発生メカニズムなどを学びます。さらに、防災技術、防災政策、ボランティア活動の意義などを知り、防災に対処できる総合的エンジニアリング能力を身につけます。防災工学地域や国際的な課題を設定する「横断型PBL」と専門分野の種々の課題を設定する「探求型PBL」の2つの形式で実施し、成果をまとめてポスターを作成しプレゼンテーションを行います。学部共通PBL化学の基本となる物質の成り立ちや、物質の変化である化学反応の基本を理解することで、現代社会が直面する様々な課題に化学的な知見に基づいて対応する能力を身につけます。化学基礎Ⅰ・Ⅱ授業紹介卒業研究テーマ例カリキュラム体系共通教育科目専門教育科目1年次初年次科目分野共通基礎共通教育基礎科目工学共通基礎科目各コース専門科目教養科目2年次3年次4年次コース選択学年共通教育科目を通して大学生として必要な知識を身につけながら、工学や各分野の基礎について広く学び、コース配属に備えます。コースに分かれ、専門知識を学びます。興味のある分野の知識・技能を修得するとともに、関連する専門分野の知識・技能も学ぶことができます。専門科目は「応用」段階へ入ります。また、実社会で活躍するため、課題解決型実習(PBL)などの授業にも取り組みます。4年間の集大成として卒業研究に取り組み、自分が設定したテーマを追究します。● TTFとベンゾキノンが融合したドナー・アクセプター分子の合成と二次電池への応用● ディープラーニングを用いたアスファルト舗装のひび割れ自動検出● 鉛フリー電流センサー用光ファイバーのためのBi2O3-SiO2ガラスの組成最適化● 車載映像とセンサデータを用いたSVMによる運転手の危険動作検出● プラズマ遺伝子・分子導入法の研究● 画像クラスタリングを用いた流れ場の分類61Ehime University Guide Book

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