愛媛大学 農学部・農学研究科 教員紹介パンフレット 2023年度
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食料生産学科・専攻生命機能学科・専攻生物環境学科・専攻生理活性分子のを使いこなす教育・研究内容紹介1生理活性分子の個性を解き明かす教育・研究内容紹介2生命機能学専攻 応用生命化学コースすが、その解析は非常に難解です。それは、脂質の分子が多様性に富んでいるためです。遺伝子を建築物の設計図に例えるなら、脂質は外壁そのものに該当します。外壁の性能を調べるには素材それぞれの特性などを丁寧に比べて理解しなくてはなりません。私たちはそうした素材の個性を解明する研究をしています。42天然物有機化学生命の様々な現象を解明するには有機化学の解析手法が有効です。細胞内では、いわば鍵と鍵穴がはまるようにして合図が送られます。この「鍵」を突き詰めると分子の構造の話になります。こうした生理活性分子の解析に有機化学を活用します。当研究室では特に脂質に着目しています。脂質は細胞膜などの主成分で脂質をはじめとする生理活性分子の個性を活かし、最大限の力を発揮させるための応用研究を展開しています。脂質分子は薬、殺菌剤、界面活性剤などの応用が見込まれており、それぞれの役割にそってより良い分子をデザインすることが可能です。当研究室の主な手法として分子デザインと有機合成を用いています。これらにより、天然に見いだされる分子の新たな活用法や、天然物に倣った新しい人工分子の開発を進めています。様々な分子の個性に着目し、理・工・農・薬・医とあらゆる学部の共同研究者との連携を充実させています。安部 真人 准教授※農学研究科研究グループ(ARG)「グリーンテクノロジー研究グループ」メンバー代表的な脂質ホスファチジルコリンの分子モデル有用な化学物質の分析および精製に用いる機器(HPLC)天然に習い、天然に挑む有機化学の研究室ですキーワード天然物、有機化学、脂質

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