友だちとの絆でEhime University Guide Book私は大学公認のボランティア団体「CAST」に所属しています。自分にとっても他者にとっても役に立つような活動を探していた時、顧問の先生が行っていたセミナーをきっかけに、CASTでは教える側も教わる側も経験できると聞いて参加を決めました。主な活動は、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力の向上を目的としたセミナーの運営です。その中でも私は、参加者が積極的に参加しやすいような場を作るファシリテーターの役割を担っています。活動を通して運営側として意識できる点が増えていたりスムーズに話を進められるようになっていたりするのを実感しています。周囲と協働する力やコミュニケーション能力は正課教育でも重要です。大学では、自学自習の割合が大幅に増えて自力での問題解決が求められるため、仲間と苦手なところを補い合いながら物事に取り組むことになります。この相補の感覚や協働の精神はCASTの活動や授業外の活動でも役立っています。各々が得意なことを請け負って、1人ではできないようなプロジェクトを動かす力は将来的にも大いに活きると感じています。また愛媛大学にはキャリアデザインやスキルアップを目的とした様々なサポートがあります。私たちのサポートを使った方々が、目標に向かって行動するきっかけを掴み、さらに身につけたことを使って周りによい影響を伝える連鎖ができたら嬉しく思います。私自身も将来のビジョンについて話す機会が増え、周囲の努力や自分が関わったことのない活動の様子を知ると自分のやりたいことを探るモチベーションが湧いてきます。11自分も、周りも、ともに成長し合う工学部 工学科 機械工学コース 3年生 ［愛媛県立弓削高等学校卒］藤本 夢生 さん!
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