愛媛大学 ガイドブック 2023
14/84

走り続けた日々で13Ehime University Guide Book僕は、愛媛大学が独自に展開するプログラムである「ELS」や「UNGL」で活動しています。ELSでは「リーダーシップ」について理論と実践のサイクルで学び、UNGLではさらに活動の場を広げ、西日本の連携校との合同プロジェクト等で学びを深めていきます。中でも、UNGLの活動で3年生の夏にプロジェクトリーダーを務めた「サマースクール」は特に印象に残っています。この時、プロジェクトリーダーを務めることは僕にとって初めての経験でした。ELSではリーダーシップの基礎として一番初めに「リーダーシップはみんなのもの」(リーダーシップとは、“リーダー”だけでなくメンバーみんなが発揮するもの)ということを学ぶのですが、実際にリーダーという立場に立つと、これまでと感じる重圧が大違いでした。これまでの自分は自覚や責任が足りなかったのではと打ちひしがれることもありましたが、この気づきが目指すリーダー像の一端を捉えるきっかけとなりました。学生スタッフをはじめとした多くの人の協力のもと、最高の形でサマースクールを終えることができました。これまで、とにかくいろんなことをやってみる!という気持ちで活動に取り組んできました。1つのことに縛られず様々な経験ができ、各々が自分なりの学びを得ることができる準正課教育のプログラムは自分に合っているのかなと感じています。常に苦労の連続のはずなのですが、いざ思い出そうとすると不思議とパッと出てこないのです。これが全力で活動を続けてこられた理由の1つなのかもしれません。リーダーになって感じた重み、見えたもの工学部 工学科 社会基盤工学コース 4年生[神奈川県立鎌倉高等学校卒]赤井 翔平 さん!

元のページ  ../index.html#14

このブックを見る