愛媛大学 ガイドブック 2023
18/84

国を越えた交流でEhime University Guide Book私は高校生の時、呉三津田高校のプログラムである「エンパワーメントプログラム」に参加しました。もともと英語が好きだったこともあり、英語で新しいことを学ぶことや会話することが楽しいと感じました。一方で、言いたいことが伝わらずもどかしさも感じました。この時感じた英会話への苦手意識から、本場で英会話スキルを磨きたいと思い、「SEAプログラム」に参加しました。私が参加した「Trinity Foundation Programme」というプログラムは、イギリスの北ウェールズに約3週間滞在します。現地のバンガー大学では、渡英前に配られる予習課題を使った読解の授業や、ウェールズの有名な場所の歴史、基本的なウェールズ語の表現など、様々なことを学習しました。渡英直後は、言いたいことが伝えられなかったり、スムーズに話せなかったりと、なかなか積極的になれませんでした。しかし、ホストマザーとの毎日の会話や、同じ日本から来た留学生との英会話の練習を通して、スムーズに話せなくても一生懸命話していれば相手も理解しようとしてくれるのだと気づき、「失敗をしても大丈夫なんだ」と思えるようになりました。SEAプログラムを終えた後は、報告会や短期留学報告書の作成を行います。これらの活動を通して、もっと英語でコミュニケーションをとりたい、英語を使って働いてみたいと思うようになりました。私の将来の夢は化粧品開発に携わることです。その中で海外出張に行くこともあると思うので、大学で経験したことや身につけたスキルを発揮できたらいいなと思います。17「伝えたい」は、きっと伝わる工学部 工学科 化学・生命科学コース 4年生 [広島県立呉三津田高等学校卒]梅木 悠香 さん!

元のページ  ../index.html#18

このブックを見る