愛媛大学 教育学部案内 2024
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大学院生からのメッセージmessage25Ehime University Faculty of Education生涯発達・教育、教育・臨床心理学、精神保健の3領域についての高度な学び、豊富な実習、現場と連携した実践的研究を通して、年齢や障害の有無等に関わりなく安全に安心して暮らせる「共生社会」の実現に寄与できる、臨床の知の育成と体得を目指します。●リーダーシップ開発コース学校の組織力向上と信頼構築に貢献できる管理職候補の育成を目的としています。学校管理職を目指す主任職経験者等の現職教員が対象です。●教科領域コース教科指導に関する高度な実践力をもち、学校現場に出て即戦力となる教員の育成と、教員個々の実践的な教科指導力を、目標達成に向けて統合するために必要な組織力の向上に貢献できる資質・能力を備えた教科指導のミドルリーダーの育成を目指します。本コースは、言語社会教育系、自然科学系、芸術生活健康系の3つのプログラムで構成されています。すべてが生きる大学院での学び 「大学院に進学するより、学部からすぐに教員になった方が良い」という意見をよく耳にします。実は私もそのように考えていた一人でした。しかし、教員採用試験合格後「このまま教員になって大丈夫なのか」という不安があり、大学院進学という選択をしました。 大学院進学後は、週1.5日の実習を中心としながら実践的・専門的な学びを深めています。学んだことをすぐに実践に生かし、大学教授や指導教員からの手厚いご指導をいただきながら省察することで学部生時代とは違った視点から学校教育について考えることができています。 さらに進学したことで、大学院ならではの経験や、いろいろな人たちとのつながりを得ることができました。大学院での生活や学びのすべてが、教員になるうえで必ず生かされると確信しています。●教育実践開発コース授業力・学級経営力等の高度な実践的指導力を備えた若手人材及びミドルリーダーの養成を目的としています。教員免許状を有する学部新卒者や教職経験者が対象です。●特別支援教育コース特別支援学校から通常の学級まですべての学校現場で求められる特別支援教育の専門性を備えた高度の実践力を身につけます。各種障害に関する知識・技能、特別支援教育の観点からの学級経営・学校経営やインクルーシブ教育システムの構築の仕方、関係機関との連携の知識を身につけ、学校・地域における特別支援教育のリーダーを育成します。大学院2024年から学部教育と教職大学院教育とを連動させ、持続的に教員養成の質の向上を図るプログラムがスタートします!教職大学院はコチラ篠原 亘輔(令和4年度入学)教育学研究科教育実践高度化専攻心理発達臨床専攻はコチラ教育実践高度化専攻(教職大学院)心理発達臨床専攻大学院教育学研究科

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