愛媛大学 ガイドブック 2024
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自らの取り組みでは アクシデントも未来の糧にStudent’s Voices大学1年生の時にサークルを立ち上げ、当初は参加者も多くうまく運営できていましたが、コロナの影響も大きく、次第に参加人数が減りました。失敗したこの経験から、自分自身のリーダーシップ力をより磨きたいと思い、ELS(愛媛大学リーダーズ・スクール)への参加を決めました。ELSでは座学を中心として、リーダーシップに関する理論やスキルについて学び、EFL(ファシリテーションとリーダーシップ)では実践の場として、プロジェクトを自分たちでつくりあげていきます。私は、愛媛大学と台湾の国立高雄科技大学の学生がサイクリングを通じて国際交流を行う「環四国サイクリングプロジェクト」を担当しました。この時イベント前日に運営リーダーが急病で参加できなくなり、急遽私がリーダーに。役割の中で、全体を俯瞰して考える力や、状況を観察する力が身についたと思います。また、同じ運営メンバーとの協力・連携の中で、チームメンバーの大切さを改めて感じました。「自分でやると決めたことは最後までやり通す」と、辛い時を超えた先に成長した自分がいると信じ、努力を続けることができました。それができたのは、同じ環境で努力し、支え合ったELS・EFLの同期のおかげです。ELSやEFLを受講してから、そのほかの活動でもリーダーを任されることが多くなりました。それは、人前で何かを行う時に自分から率先して行動するという心構えができたからだと考えています。将来は、今まで培ってきたリーダーシップ力やさまざまな活動の成果を活かして、活躍していきたいです。11 Ehime University Guide Book社会人としても必要なリーダーシップ力社会共創学部 産業マネジメント学科 産業マネジメントコース 4年生 [愛媛県立松山北高等学校卒] 矢野 嵐 さん02

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