愛媛大学 ガイドブック 2024
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多様な価値観が 次の未来をつくっていくStudent’s Voicesもともと英語が好きだったことから、大学では異文化に触れる機会に積極的に飛び込もうと考えていました。コロナ禍前の2019年、アメリカからの留学生受入研修プログラムを通して多くの学生と親睦を深め、同時に引率の先生の授業を受けて現地での学びに関心を持ったことがきっかけで、交換留学に興味を持ちました。その後、大学の交換プログラムを利用して、アメリカのイリノイ州で1学期間、現地学生と共に正規授業を履修しました。授業はディスカッションを通して進められるアクティブラーニング形式が主です。当初は現地学生の積極的な発表に圧倒されましたが、最終的に授業のトピックに対して国際的・文化比較の視点から独自の考えを得て、議論に加われるようになったことは嬉しい成長でした。学内では、留学生のチューターを複数回務め、ダイヤモンド・プリンセス号寄港時に翻訳ボランティアに参加、留プロ(留学生と日本人学生が共に学ぶSDGsとビジネスソリューション)を通じてインターンシップに参加するなど、実践を通した学びも経験しました。日本にも世界にも、私が知らないことや考え方がこんなにもあふれていると思うと「おもしろい!」と、学びが尽きることがありません。愛媛大学では、積極的に行動すれば、異文化に触れる機会を自らの手で創ることができます。今は日本の魅力を世界に広める架け橋役を担いたいという目標を持っています。多様な価値観に触れて培った、人と人の間に立って物事を円滑に進める力と柔軟な思考を修了後も活かしていきたいです。15 Ehime University Guide Book世界に視点をおくと、興味はいっぱい人文社会科学研究科 法文学専攻 修士課程 2年生 [愛媛県立今治北高等学校卒] 矢原 愛里 さん04

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