愛媛大学 ガイドブック 2024
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■宇宙進化研究センター■沿岸環境科学研究センター■南予水産研究センター■地球深部ダイナミクス研究センター■植物工場研究センター■プロテオサイエンスセンター■紙産業イノベーションセンター■アジア古代産業考古学研究センター■防災情報研究センター■データサイエンスセンターEhime University Guide Book 20es-BANKの試料は世界の宝物理学部工学部農学部海の環境変動とその発生メカニズムを解明する研究や有害化学物質による汚染の研究で先進的な成果を挙げているわが国有数の環境科学に関する研究拠点です。また、過去半世紀にわたり世界各地で収集した約12万点の野生生物や環境試料が冷凍保存されている世界に類のない施設(es-BANK)を保有しています。地球・惑星深部研究と新規素材合成理学部世界最先端の超高圧・超高温実験やコンピューターシミュレーション等を用い、地球や惑星深部の物質・構造・ダイナミクスを研究しています。スピンオフとして合成に成功した世界最硬のナノ多結晶ダイヤモンド(ヒメダイヤ)を応用し、さらなる超高圧発生の技術開発や、ナノセラミクスなど新規有用物質探索も進めています。タンパク質で生命現象を解明工学部医学部理学部農学部タンパク質を自由自在に生産できる愛媛大学発の無細胞タンパク質合成技術を基盤とし、タンパク質の働きを理解するための研究を中心に生命現象の謎にせまっています。さらに、病気の新しい診断法や治療法の開発へ向けた、医学・創薬研究に取り組んでいます。鉄と塩…その人類史的意義をユーラシア規模で探究!法文学部鉄、塩といった人類にとっての必需品が、どのような自然環境のもと、どのような技術で作られ、地域の歴史に対していかなるインパクトを与えたのか?このような課題を解決すべくユーラシア各地の研究機関と共同で発掘調査を行い、アイアンロードの重要性を発信しています。Innovation with Data Scienceデータサイエンスは未来社会の基盤をなす学問である一方で、非常に多くの分野が連携する発展的学問でもあります。本センターは、学内の教職員・学生はもちろん、国内外の大学や研究機関、データ利活用を目指す企業や自治体が協働し、データサイエンスに関する教育・研究・社会連携を推進するためのプラットフォームとなることを目指しています。工学部社会共創学部全学部※共同利用・共同研究拠点:文部科学大臣が認定する国内外の学術研究の発展の中核となる研究拠点です。共同利用・共同研究拠点※共同利用・共同研究拠点※共同利用・共同研究拠点※日本一の水産養殖基地である愛媛県南予地域に愛媛大学と愛南町が共同で設立したセンターで、21世紀の世界的成長産業である養殖業に関する課題に取り組んでいます。現在は、小型マグロ類「スマ(写真)」による新産業創出やICT、IoT技術と遺伝子解析による赤潮・魚病予測、ぎょしょく教育や新規水産ビジネスモデル等を研究しています。日本一の紙の町である四国中央市に設置されています。ここでは、「紙産業の発展」と「地域の活性化」に貢献することを目指し、企業や研究機関、自治体とともに最先端材料であるセルロースナノファイバーを利用した紙の技術開発、製紙廃棄物を利用した製品開発等に取り組んでいます。大規模自然災害に対する地域防災の研究拠点として、学術研究、技術開発、人材育成、防災啓発を行っています。活動は多岐にわたり、南海トラフ地震に立ち向かう事前復興の研究や、公・民・学が連携した都市デザインとまちづくりなど、災害に強いレジリエントな地域作りに取り組んでいます。理学部宇宙の進化に焦点を当て、総合的に研究展開し、宇宙探究の分野で国際貢献することを目的として本センターは設立されました。銀河、暗黒物質、宇宙の大規模構造、ブラックホール、 宇宙プラズマの研究で国際的に大きな成果を上げています。農学部「宇宙の進化」を探究地域と共に水産業のイノベーションを目指す社会共創学部地域農業振興の拠点農学部飛躍的に生産性を向上させる太陽光型植物工場の普及・拡大を目的として、スピーキング・プラント・アプローチ(SPA)技術と知識ベースに基づいた「知的植物工場システム」のための各種先端技術の研究開発と、SPA技術を習熟している栽培管理責任者の育成を行っています。新たな紙の技術を全国へ!世界へ!社会共創学部自然科学と防災技術の融合社会共創学部工学部

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