愛媛大学 ガイドブック 2024
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社会共創学部Ehime University Guide Book 42[ 愛媛県立松山中央高等学校卒 ]座学とフィールドワークで目標達成に導く母校で一般校の高校生と共に様々な活動をしていくにつれ、地域社会で生きる人全員が活躍できる社会にしたいという思いが強くなりました。しかし、現代社会はまだマイノリティに対する誤解があり、それが地域課題の解決を阻害することもあります。それを取り払う相互理解を探求するために、聴覚障がい者として培ってきた経験や視点を生かしつつ幅広い学問を通して多眼的認知を身に付けられる社会共創学部へ進学を決めました。学部は座学で得た幅広い学問の知識を活用し、県内の企業や団体等と連携したフィールドワークで実践します。その過程で課題発見から課題解決までの道筋、知識の組み合わせ方等を学び、目標達成に導くノウハウを身に付けることができます。そのため、地域社会を自身が理想とするものに近づけるためのヒントが得られると思います。ぜひ理想を現実に変える方法を一緒に追究していきませんか。大きく深く学び、ともに夢を実現しよう私は将来消防士として自分のふるさとを、そして日本を災害に強い社会、人と自然が共存できる社会にしたいと思い社会共創学部を選びました。生活様式の多様化や、飛躍的な技術の発展により生活が豊かになっている一方で、地球温暖化を始めとする自然環境の変化、都市部への移住者増加による地方の過疎化・高齢化などの社会環境の変化により、課題も増えています。社会が大きく変化していく中では、専門分野の知識だけでなく、周辺分野の知識も大きく活用して多角的かつ多面的に物事を捉えていかなければなりません。社会共創学部では各学科の専門的な教育から、学部・学科を跨いだ授業により、幅広い知識を習得することが出来ます。また、座学だけでなくフィールドに出て実践を通して学べることも大きな魅力の一つです。様々な事に挑戦できる環境のもと、大きく深く学び、夢を実現するために一緒に可能性を伸ばしていきましょう!!自らの成長を確認できるところにやりがいがある産業社会のグローバル化や急速な高齢化に伴う技術者不足への対応が重要な課題となっている中で、私は、地元である愛媛県の産業の持続可能な発展に貢献したいと思い、産業イノベーション学科への進学を決めました。産業イノベーション学科には3つのコースがあり、所属するコースに加え、他のコースの専門知識を得ることで、新しい価値を創造することや課題解決型の実践的な取り組み方を学ぶことができます。課題を抽出し設定することに難しさを感じますが、学んだことをフィールドで確認し、自らの成長を確認できるところにやりがいがあります。また、産業に関わる方と直接ディスカッションができることもこの学科のとても大きな魅力です。皆さんも産業イノベーション学科で学び、私たちと一緒に地域産業を盛り上げていきましょう!地域と自分を“マネジメント”しよう 農家の出身として耕作放棄地が増加している現状に危機感を感じ、農業の視点から地域活性化を学びたいと考え、地域資源マネジメント学科への進学を決めました。現在は、地域資源マネジメント学科の中でも「農山漁村」をテーマに、“茶”を活用した関係人口の創出について研究を行っています。本学科では、フィールドワークや地域との協働プロジェクトを中心に、座学と実践が連動したカリキュラムを通して多角的な思考や幅広い人脈を育むことができます。大学生活を通して「“地域資源”は案外近いところにある」と感じ、色々な物事に関心を持つようになりました。自ら疑問を持ち、考え、行動することによって隠れた資源を活用し、地域と共に社会の未来を創り上げる。“やりたいと思えば何でもできる”環境で、個性豊かな先生・学生が皆さんを待っています。KATAZA RINO片  理乃産業イノベーション学科ものづくりコース4年生[ 愛媛県立松山南高等学校卒 ]SENBA KOUTARO仙波 晃太朗地域資源マネジメント学科4年生IKEDA池田産業マネジメント学科3年生[ 愛媛県立松山聾学校卒 ]KOUROGI MAKOTO興梠 真琴環境デザイン学科2年生[ 福岡県立青豊高等学校卒 ]学生からのメッセージ

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