愛媛大学 ガイドブック 2024
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工学部理工学研究科(博士前期課程)理工学専攻数理情報プログラム数理情報分野 1年生[ 香川県立観音寺第一高等学校卒 ]理工学研究科(博士前期課程)理工学専攻社会基盤プログラム電気電子工学分野 1年生[ 済美高等学校卒 ]理工学研究科(博士前期課程)理工学専攻産業基盤プログラム機能材料工学分野 1年生[ 愛媛県立八幡浜高等学校卒 ]様々な業界の「ものづくり」の基盤となることができる私は、機械の設計に携わっている父の影響から、幼い頃から「ものづくり」に興味を持ち、自分自身の手でそれをやってみたいと思い機械工学コースを選びました。このコースでは、機械に関わる上で欠かせない機械・材料・流体・熱力学の4大力学だけではなく、機械学習やプログラミングといった幅広い分野について学ぶことができます。また、工作機械やCADを用いた実習があり、自分自身が作り上げたものが形となって目の前に現れるため、非常にやりがいがあります。4年次には研究室に配属され、自分の興味がある分野について更に専門的な内容について学びを深めると共に、社会に貢献できる技術力を身につけることが出来ます。様々な業界の「ものづくり」の基盤を学ぶことができるのはこの学科の魅力だと思います。力学だけでなく、さまざまな視点から学ぶ土木私の地元にはしまなみ海道という大きな橋梁があり、いつか自分も大型構造物に携わる仕事がしたいと考え、社会基盤工学コースを選択しました。講義では、土木分野に関する基礎科目だけでなく、地盤や生態系、プログラミングなどさまざまな専門科目を選択できるため自分の研究したいテーマについてじっくりと考えることができます。また、本コースは研究室への早期配属や海外留学プログラムなどの制度も充実しており、先生方が全力でサポートしてくださいます。土木というと力学チックなイメージを抱かれがちですが、実際には力学以外にも、生態系や街づくりといった複数の視点を学びます。ですので、多角的に物事を考えることができるようになったと感じています。実際に人の役に立ちたい!という思いのある方はぜひこのコースを選んでみてはいかかでしょうか。生活に直結した化学の面白さを実感できる私は化学における分析・開発の過程が好きで、このコースに進学しました。授業では教科書にはない専門的な話も聞くことができ、学べば学ぶほど生活に直結した知識が身に付きました。例えば、異性体を分ける技術が確立したことで薬の用量を半分に減らしても効果が維持できたという話がある一方で、分解性の悪い化学製品が環境に悪影響を与えるという話も聞き、化学の進歩は生活に繋がっていると実感しました。現在では高分子化学研究室に在籍し、学生実験で培った経験や授業で学んだ知識を使って、今までにない機能を持つ新しい高分子を合成する研究を行っています。今後は、学生生活で得られた化学の知識や経験を活かして、人々の生活から出る廃棄物の再資源化に携わりたいと考えています。電気の魅力に惹かれて、その奥深さに気づきました1年生のコース配属前に電気電子工学の関連科目の授業を受けた時、電気の魅力に惹かれて電気電子工学コースに進むことを決めました。授業で企業・工場見学があり、自分が学んだことがどのように現場で活かされているのかを実際に見ることができました。実験では、高校では扱わなかった実験機器を用いることができ、より専門的な知識を深めることができます。本コースは多くの分野に関わっており、多岐にわたる選択肢を得ることができます。また、工学部は女子が少ないですが、皆が分け隔てなく接してくれ、楽しい研究室生活を送ることができます。私はもともと電気電子工学コース希望ではなかったのですが、授業を受けて電気の奥深さに気づきました。皆さんも興味のある分野を愛媛大学で見つけてみませんか?ミクロの世界が、私たちの生活を変える材料はものづくりの根本であり、小さな材料1つで様々な可能性が見出されます。例えば、日常的に使うスマホも、その中の部品の一部が別の材料のものに変えられると、その性能は大きく変わります。このようにミクロな変化が私たちの生活に大きな影響を与えているというのが材料を学ぶ魅力だと感じています。このコースでは、金属や半導体セラミックスなど多岐にわたる材料について学ぶことができ、4年次では選択した専門分野において、より優良な材料の研究・開発を行います。研究室では、同期や先輩たち、先生とのコミュニケーションの中で、新たな考え方や価値観にふれ、自分の視野を広げることができます。勉強は他人の見解を知ることも理解への近道だと思うので、受験生の皆さんも仲間との時間を大切にし、前向きに頑張ってください。課題を見つける能力、解決に必要な技術力を身に着ける私は高校のころから人工知能やソフトウェアの開発に興味があり、大学で学びたいと思いこの学部を選びました。コンピュータ科学コースでは情報系の基礎、特に人工知能やソフトウェア開発のためのプログラミングの基礎を学ぶことができます。また実験では講義で学んだことを実践することでより深い理解を得ることができます。講義にはグループで行う開発もあり、実際に社会で存在する課題に対して、自分たちの学んだことを用いてそれを解決できるようなソフトウェアを開発します。私は大学の講義や研究を通して、自身で課題を見つける能力、また課題に対してどのように解決をすればよいかを考える能力や課題解決に必要な技術力を身に着けることができたと感じています。受験生の皆さんも愛媛大学工学部で工学系の技術者となるべく一緒に学んでみませんか。理工学研究科(博士前期課程)理工学専攻産業基盤プログラム機械工学分野 1年生[ 愛媛県立松山北高等学校卒 ]理工学研究科(博士前期課程)理工学専攻社会基盤プログラム環境建設工学分野 1年生[ 愛媛県立今治西高等学校卒 ]   理工学研究科(博士前期課程)物質生命工学専攻 応用化学コース 2年生[ 愛媛県立今治西高等学校卒 ]Ehime University Guide Book 60IMICHI RURI井道 瑠璃SHINKE KANA新家 歌菜MORITANI TAISEI森谷 泰成HAMADA SHINGO濱田 真吾IWABUCHI YURI岩渕 友梨YANO NAGISA矢野 凪沙学生からのメッセージ

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