愛媛大学 ガイドブック 2024
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農学部Ehime University Guide Book 66MATSUMURA IROHA植物工場システム学コース4年生[ 兵庫県立神戸高等学校卒 ]MATSUOKA MOMOKO松岡 萌々子生物環境学科森林資源学コース4年生[ 愛媛大学附属高等学校卒 ]農業機械によって食文化を守りたい私は「食」に関心があり、フィールドワークを通して農産物と深く関わることができる農学部の食料生産学科に進学しました。2年生になるとコース分属がありますが、IoTやAIなどの最先端技術から農業へアプローチしているスマート農業に興味を持ち、植物工場システム学コースを選択しました。また、3年生になると研究室配属があります。私はモノづくりが好きで、農業機械によって食文化を守りたいので農業機械システム工学研究室を選びました。女性が少数の分野であるため不安を感じていましたが、先輩方と友好な関係を築くことができ、専門的な知識や技術はゼミを通して身につけることができました。実際に圃場に行って実験したり、共同研究を行うことができるので、研究へのやりがいと楽しさを日々感じています。食料生産学科では農業に関わるさまざまな分野を学び、将来やりたいことを具現化できます。実習では“ここでしか味わえない体験”ができます!私は自然と共生する持続可能な環境に興味があったため、農学部生物環境学科を選びました。2年生でコースに分かれるのですが、コースが決まるまでの間に、それぞれのコースの授業があるので自分に適したコースを幅広い分野の中から見極めることができます。私の所属する森林資源学コースは、生物環境学科のなかで、外での実習が最も多いコースだと思います。実際に農学部附属演習林などに出向いて林内を歩き、樹木の違いや特徴を学んだり、チェーンソーを用いて木を伐採したり、ここでしか味わえない体験ができることが森林資源学コースの魅力です。3年生前期に自分の気になる研究室で課題研究をしてから、3年生後期で研究室を選ぶことができるので、自分がやりたいことをじっくり考えることができます。私は、好きなことをして楽しみながら充実した日々を過ごしています。MIKI RIKA三木 梨花生命機能学科応用生命化学コース4年生[ 愛媛県立松山東高等学校卒 ]OBARA KENTARO小原 健太郎生命機能学専攻応用生命化学コース修士2年生[ 京都成章高等学校卒 ]様々な分野からのアプローチが、研究の魅力となる私は、バイオテクノロジーに興味があったことと、幅広い分野を学ぶことができるという2つの理由から、農学部生命機能学科を選びました。私の所属する生命機能学科では、微生物や遺伝子、有機化学、食品機能学などバイオテクノロジーに関する多様な学問分野の基礎知識を学ぶことができます。また、2年生の後期から行う各教育分野の基礎実験では、自分の興味の方向性や適性を知ることができ、研究室分属の参考とすることができます。私は、生物有機化学研究室に所属しており、有機化合物の合成とその生理活性に関する研究を行っています。さらに農学部では、高等学校・中学校の教員免許状を取得することができ、私も取得を目指しています。特定の分野にとどまらず、様々な分野からアプローチすることができるのが、生命機能学科での研究の魅力だと思います。仲間と切磋琢磨し成長できる環境私がこの学科を選んだ理由は、化学と食品に興味があり両方について詳しく学べることに魅力を感じたためです。1年生では基礎科目を中心に学び、それ以降は専門知識を深く学んでいきます。遺伝子、酵素、栄養、有機化学など様々な講義を受ける機会があり、2年生後期から始まる実験では各研究室の分野の実験技術や知識を習得することができます。3年生後期には研究室分属があり、私は希望していた研究室で食品中の成分が体内に及ぼす健康効果について研究しています。研究は大変なことも多いですが、先生のサポートの下、仲間と切磋琢磨し成長できる環境で「分からない」事を解明するのはとても興味深いです。まだ何に興味があるか分からない人や進路に迷っている人も、魅力ある生命機能学科で自分のしたい事や目標を見つけていけるのではないかと思います。松村 彩葉食料生産学科学生からのメッセージ

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