福井県立大学広報誌 FPU NEWS 第118号 2023 春号
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県内各地でまちづくりやボランティア活動に取り組む県大生がいます。行政のまちづくり事業への参加やボランティア活動、若者の活動支援団体の立ち上げなど、様々なフィールドで福井を盛り上げ、支えようと活動する学生の皆さんの活動を紹介します!立ち上げ地域の中で子どもたちとのコミュニケーションをとる中で、子どもたち・地域のもつ可能性に気付かされます。BBSサークルは「楽しむ」ことを第一にして、子どもたちを中心に地域の人たちの居場所づくりに力を入れています!子どもたちと一緒に遊びたい!ボランティアをはじめたい!と思っている人は一度参加してみてください。夢を持つ若者と知識・経験を持つ大人のつなぎ役として、若者のやりたい事を後押しする活動をするため、2022年12月に一般社団法人「あわらConnect(コネクト)」を立ち上げました。市役所や旅館組合、市内農業者などと若者を繋ぎ、これまでに地場産物を用いた加工品のキッチンカーの出店や就活イベントの応援などによって、地域との力強いコミュニティづくりを行ってきました。永平寺町の長期的な活性化のために議論を交わしながら、町独自の「ストーリー」に注目して戦略的なまちづくりに取り組んでいます。大学で勉強しているだけでは出会えなかった方々と関わることができてとても光栄です。これからもっと沢山の県大生の仲間を増やしていけたら良いなと思っているので、興味を持って頂けるように活動していきます!地域の子ども食堂でお弁当の配布や子どもたちと一緒にできるレクリエーションの実施をしています。また、小中学生の宿題を見たり勉強を教えたりする学習支援ボランティアや、保護観察を受けている少年少女達と友達として触れ合うことを通して自立を支援するボランティア活動に取り組んでいます。私たちは美味しいを届けたい、学生起業したいという夢をキッチンカーを貸して頂けたことで実現しました。夢があっても周りにどう思われるか不安で夢がない、わからないと言ってる学生は沢山いると思います。そんな人たちへここにはどんな夢も否定しない、笑わない、一緒に夢を実現する術を考える大人、仲間がいる。ひとりじゃない。あなたの夢はなんですか?若者の夢を応援する あわらConnectよりBBS(Big Brothers and Sisters Movement)とは…少年少女たちに、いわば兄や姉のような存在として、一緒に悩み、学び、楽しむボランティア活動あわらConnect子ども食堂や学習支援ボランティア●BBSサークル若者目線で永平寺町のコンセプト作り ●経済学科4年 田川裕大さん ●経営学科1年 中野紗良さん●社会福祉学科1年 吉良楓華さん 永平寺町「ワカマチプロジェクト」に参加し、永平寺町の若者と大学生がチームを組み活動を始めています。永平寺町がもっと面白く、楽しい町になるよう「まちのコンセプトを考える」企画を考えました。今後は永平寺町をもっと知り、町の方々と交流しながら活動をしていく予定です。若者がチャレンジする場を作りたい●創造農学科3年 田中涼愛さん、山川日向さん2県大生が福井を変える、支える県大生×地域貢献

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