福井県立大学広報誌 FPU NEWS 第120号 2023 秋号
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福井県立大学は、第3期中期計画(2019年度〜2024年度)に基づき、「福井の持続可能性を支える大学」として福井県の特色を活かしつつ、若者に魅力があり、地域の課題解決に貢献できる人材を育成できる学部・学科等を続々と開設しています。今後は、「恐竜学部(仮称)」の開設準備をはじめ、「地域リーダーを養成する新学部」の設置検討を進めるなど、県内全域にキャンパスを持つ総合大学として時代のニーズに合わせて進化し続けます!福井県内全域がキャンパスに!永平寺キャンパスかつみキャンパス小浜キャンパスあわらキャンパス勝山キャンパス(仮称)2020年開設2023年開設設置構想中広く「農」を学ぶ新学科生物資源学部 創造農学科食・環境・文化・生活といった「農業」を中心とした社会全般について学ぶ学科です。県内生産者や農産物加工業者ら各方面の専門家を特任講師として招き、現場から幅広い知識と技術を学びます。実践的な学びを通して「農」のゼネラリストを育成します。大学院看護福祉学専攻の博士後期課程健康生活科学研究科福井県初の看護系の博士後期課程として今年4月に開設しました。保健・医療を担う看護学と福祉を担う社会福祉学を融合し、健康から生活までの課題に対して領域横断的に「健康生活科学」研究を行い、「ウェルビーイング(健康と幸福)に向けた共生社会」を目指す全国的にも数少ない研究科です。地域の医療・福祉を担う高度な人材を育成します。県内各地域をはじめ、国内外で実際の地域課題をテーマとした地域フィールド演習や、県内企業と連携した就労体験型学習などのカリキュラムを導入し、新たな価値を創造し、地域独自のイノベーションをもたらす次世代の担い手を養成する文系新学部の開設を目指しています。2022年開設2025年開設予定恐竜学部(仮称) 開設予定水産増養殖を中心に学ぶ新学科海洋生物資源学部 先端増養殖科学科日本海側では唯一の水産海洋系である海洋生物資源学部に、日本全国でも初となる「増養殖」に特化した学科として新設されました。水産科学、ゲノム科学、環境科学、情報科学を基盤に、水産増養殖分野の先端技術を実践的に活用する能力を身に付け、リーダーシップをもって活躍できる人材を育成します。福井県の豊かな自然を活かし、恐竜を含む古生物や地質学について学ぶ「恐竜学部恐竜・地質学科(仮称)」を開設予定です。恐竜を含む古生物や地質学の教育・研究を通して、現代社会の諸課題を探究・解決できる人材を育成します。(設置構想中につき、名称・内容は変更の可能性があります。)「勝山キャンパス(仮称)」を福井県立恐竜博物館の隣に設置し、博物館と人的資源・物的資源を共有することで、実践的な教育・研究システムを目指します。また、県内各地での発掘・地質調査を行うフィールド科学を実践するほか、CT撮影装置やVRなど最新のデジタル技術を活用した古生物・地質学の教育・研究を行います。次世代の地域リーダーを養成する新学部 設置構想中5進化する県大!新学部・新学科が続々誕生

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