福井県立大学広報誌 FPU NEWS 第121号 2023 冬号
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短期海外研修(2年生以上対象)海外ボランティア夏季休業期間を利用して、1か月程度アメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリスの語学学校で英語を学びます。「海外語学研修(英語)」2単位を取得可能です。海外留学・研修について詳しくはこちら!補助制度の紹介もあります!ボランティアメンバーとNABUの皆さん夏休みや春休みなどの長期休みを利用して海外ボランティア活動に参加する先輩もたくさんいます! 自分の興味のある国の興味のある活動を自由に選ぶことができます。活動期間は活動によってさまざまです。生物資源学科2年徳尾 日向子さん森林・泥地における動植物の保護活動(ドイツ)2023年9月(2週間)川遊びしたリンキャニオンパーク一緒に活動したボランティアメンバー海洋生物資源学科2年加美山友颯さん研修先/カナダ2023年8〜9月(1ヵ月)社会福祉学科4年加藤 可菜さんマザーテレサ施設ボランティア(インド)2023年8〜9月(2週間) 現地の語学学校に通っていました。入学前にアンケートがあって自分が伸ばしたい力によってクラスが分けられます。私はスピーキングとライティングに重点を置きたいと思っていたのでそれらをメインに行うクラスでした。学校にいるときは授業以外でも基本的に英語で話さなくてはいけないので、話す力と聞く力がとても鍛えられます。 自分の英語力にある程度自信はあったのですが、本当に通じるのか分からなかったので、今回の留学は自分の力量を知ることができるとても良い経験になりました。また、海外に就職して海外に住むという選択肢ができ、将来の可能性が広がりました。 言語を学ぶだけではなく、現地で活動している人々と関われる、自分の学部に関連したことを学べるという点に魅力を感じて参加しました。 主な活動内容は、森林や泥地での松や白樺、外来植物の伐採や運搬などです。また、現地のNABU(自然保護団体)の方から、自然・環境保護の方法や、生息する動植物について教わりました。作業中は沼にはまったり、木を運ぶのが重かったりとハードな毎日でした。一方で、一緒に活動したメンバーと夜までゲームや話をしたり、焚火をしたりして楽しみました。現地の人はとても親切で、毎回お昼にケーキを焼いて持ってきてくれました。 つらいこともありましたが、楽しいことのほうが多く、そして何よりたくさんの友達ができました。観光だけでは分からない、ドイツの生活、環境、文化などを知り、貴重な経験ができました。 社会福祉学科で、地域で暮らす人々を、当事者も含めて共に支えることを学びました。その中で、日本と異なる地域で暮らす人々に対してどのような支援をする事が出来るのか興味が湧いてきました。地域の重要性、またそこに介入するワーカーがどのような事が出来るのか知りたいと思い、参加することに決めました。 私はシャンティ・ダンという、障害のある身寄りのない女の子たちのための施設を中心に、洗濯、食事介助、排泄介助、入所者と会話をする活動を行いました。また、入所している子どもたちとお絵描きをしたり、文字を教えたりすることもありました。 今回の経験を通して、その人にとっての幸せを考えることができました。今後対人援助職を目指す私にとって大切な、相手を尊重する思考を養うことになったと思います。海外留学・研修に行ってみませんか?興味がある方は、永平寺キャンパス ワールドカフェにお気軽にご相談ください。参加した先輩の生の声も聞けます!3

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