8梅雨前に収穫できる「ふくこむぎ」の開発に成功しました。 これにより、冬作が大麦だけであった福井県農業において、小麦という新たな冬作物の栽培が可能となり、本県の農業振興に役立っています。ある二酸化炭素の排出削減につながる技術(脱炭素技術)に関する協力を行うことで、持続可能なものづくりサイクルの構築を実現し、我が国の製造業の持続的な発展に寄与することを目的としています。哉さんが、学生時代に取り組んできた養魚用飼料の研究成果を活かして設立した企業で、本学では初めての学生による大学発ベンチャー企業です。サーモン飼育に特化した環境にやさしく高品質な飼料の製造販売を行うほか、奥越の清流の流れる淡水養殖場を活用して、人にも環境にも良い高付加価値サーモンの生産、加工、販売を目指します。 1月31日(金)、ブラジル・サンパウロ市で開催された「日本・ブラジル外交関係樹立130周年記念日伯学長会議」に、本学は日本の公立大学として唯一参加し、気候変動など地球規模課題に関するテーマについて、本学における研究を紹介するなど、日本・ブラジル両国間の大学との研究・教育交流を深めました。 福井県版ノーベル賞である第20回福井県科学学術大賞を生物資源学部の村井耕二教授が受賞しました。村井教授は、世界に先駆けて小麦の開花時期を制御するWAP1遺伝子を発見し、この知見を基に、冬の寒さに強く、 3月6日(木)、本学と福井大学、産業技術総合研究所、福井県との間で、脱炭素技術開発の連携に関する四者協定を締結しました。 本協定は、2050年のカーボンニュートラル実現を目指し、そのキーテクノロジーで 3月17日(月)、「株式会社sa-mo」を大学発ベンチャー企業の第4号として認定し、同日、認定式および記者説明会を開催しました。 「株式会社sa-mo」は、海洋生物資源学部4年の村上雄 生物資源学部 海洋生物資源学部 本学において約3年間にわたり進めてきた、福井県の農業、水産増養殖業の持続的発展に貢献することを目指す『福井県立大学30周年研究プロジェクト「輸入品目を福井産へ」』の研究成果発表会を小浜キャンパス、あわらキャンパスで開催しました。 今後も福井県の持続可能な発展に貢献する研究を推進していきます。福井県の気候に合うパン用小麦の品種開発 村井 耕二 教授シリアル食品原料の穀物品種の開発 西嶋 遼 准教授県産乳酸菌によるチーズ開発 日□ 隆雄 教授福井県の気候に合う大豆の品種選定と作型構築 森中 洋一 教授植物性代替肉加工・調理方法の開発 高橋 正和 准教授マサバ用飼料におけるミズアブの利用性に関する研究 佐藤 秀一 教授、細井 公富 准教授計画生産とコスト削減を両立させる給餌システムの開発 富永 修 特命教授小浜湾発の新ブランドガキの創出 浜口 昌已 教授 ほか 2月17日(月)〜21日(金)、本学学生19名がシンガポールポリテクニックで異文化コミュニケーション研修に参加しました。研修先在校生のサポートのもと、英会話の基礎や異文化に関連した興味のあるトピックについて学び、現地の観光客等へのインタビュー調査などを通して、英語力向上や多文化理解につなげました。研修最終日には、学生自身が設定したテーマについて英語でのプレゼンテーションを行いました。福井県立大学30周年研究プロジェクト「輸入品目を福井産へ」研究成果発表会を開催シンガポール異文化コミュニケーション研修を実施生物資源学部 村井耕二教授が福井県科学学術大賞を受賞脱炭素技術開発の連携に関する四者協定を締結しました県大初! 学生による大学発ベンチャー企業が誕生日本・ブラジル外交関係樹立130周年日伯学長会議に参加≪ 研究成果発表一覧 ≫FPU トピックス
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