福井県立大学 CAMPUS GUIDE 2026
5/88

いわさき ゆきもと学長/農学博士 岩崎 行玄愛知県生まれ。1992年福井県立大学開学時に講師として着任。生化学・分子生物学の講義および化学実験、分子生物学実験を担当。イネ種子の大きさ、草丈を決定する遺伝子・タンパク質の研究に関する多数の研究実績を持つ。やる気(motivation)と志(ambition)を大切にしたい多様な課題に対処する能力は座学と体験学習の繰り返しで開発される福井県立大学は“一芸”も支援総合大学として実社会で活躍する人材を育成 「大学に合格したい」など、具体的な目標がある皆さんは、「やる気(motivation)がある」と言われます。時間を区切って具体的な目標を設定することは、人の成長に極めて効果的です。一方、日本語には、「やる気」のほかに「志」という言葉があります。私は、「志」には人生の長い道のりを考えたり、社会に貢献したいという気概が含まれると思っています。福井県立大学は、「やる気」とともに、皆さんの「志」も大切にします。 福井県立大学は、全ての学部で、講義とともに、演習、実習、フィールドワーク、インターンシップなどの体験学習の充実に努めています。皆さんがプロフェッショナルを目指したり、人間力を高めるには、知識を修得する座学と体験学習を交互にバランスよく繰り返すことが必要だと確信しています。座学と体験学習の繰り返しで、自分に合った分野・将来を見つけてください。学長からのメッセージ 福井県立大学は、クラブ、サークル、留学、ボランティア活動などの活動も、積極的に支援します。「一芸で身を立てる」という言い伝えにおいては、高みにたどり着いた芸そのものも重要ですが、芸を求める“過程”に大きな意義があると思います。一芸に励む過程で社会性が身に付き、粘ることを覚え、人間力が総体的に向上すると思います。福井県立大学は“勉学”と“一芸”を共に奨励します。 2025年に新たに第4期中期計画が始まり、2025年度に新たに開設した恐竜学部、2026年に開設予定の地域政策学部(仮称)を含めた6学部での学びをベースに、情報教育や英語教育を強化し、実社会で活躍する力を身に付ける教育環境を作っていきます。 福井県立大学は皆さんの学びと成長を全力で支援していきます。05PROFILE皆さんの学びを支援しますPRESIDENTMESSAGE

元のページ  ../index.html#5

このブックを見る