恐竜学部恐竜・地質学科過去を掘り、未来を拓く恐竜学の最前線へ柴田 正輝教授何もかもが手探りの一期生だからこそ、寄り道をためらわずにいろいろなことに挑戦していきたい!古環境や古生物の研究で、破壊の進む現代の地球環境へとアプローチし、異常気象に起因することも多い災害への防災意識を育てられる人材になりたい福井県の手取層群や水月湖の年縞、東尋坊といった地質資源についての理解を深めたい恐竜に関する知識や技術に加え、多くの人に伝える発信力も学びたいフィールドワークを通して実践的な研究スキルを身に付けたい!一期生の皆さんに抱負を聞きました!日本でオンリーワンの学部、恐竜学部の第一期生として全国から県大に集まった34名。これから4年間、さまざまな研究で太古の□をひも解いていきます。恐竜学部だからこそできるクリーニングやレプリカ製作の技術を学びたい恐竜愛で負けるつもりはありません!!教員インタビュー フクイサウルスなど草食恐竜を中心に研究をしています。恐竜の研究は、発掘や調査で新しい証拠を積み重ね、新しい仮説を立てていく探偵のような地道な研究です。いろいろな角度から物事を見て、気付き、考えることで恐竜に対する理解が進み、太古の世界を覗くことができるようになります。これが生物研究の魅力で、1億年以上前の未知なる世界が見えてくるのです。 化石の研究は、地球科学や自然科学に広くつながっています。だから、身近な自然に興味や疑問を持ち、広くアンテナを張ってみましょう。そこから新たな学びが始まるし、県大では発掘の楽しさや奥深さも伝えていきます。2026年開設の「勝山キャンパス」はこんなところ!恐竜学部生が2年次から学びの拠点とする勝山キャンパスは、福井県立恐竜博物館に隣接しており、博物館との連携体制を整えやすい立地となっています。また、勝山キャンパスには、クリーニング室や地学標本製作室、解剖室など恐竜学部での学習・研究に必要な施設を備えています。55KENDAIJININTERVIEW
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