福井県立大学 CAMPUS GUIDE 2026
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地域経済研究所地元・地方から世界・地球まで地域経済の発展に貢献する研究機関CLOSE UP!• 地域経済研究所• 図書館• 生物資源開発研究センターResearch Institute for Regional Economics• 海洋生物資源臨海研究センター• 恐竜学研究所シンクタンク機能のさらなる充実を推進します当研究所は、現在構想中の新学部「地域政策学部(仮称)」も含め、「学部や大学院の充実状況」と研究所との関係をより強固にしていくことが重要だと考えています。多様で個性的な研究者の参画を得て、研究所としてのプロジェクトを戦略的に実施し、機関誌やフォーラム等を通じて成果を公表し、地域貢献の強化を図っていきます。地域経済を掲げた国内で稀有の研究所として、地域に根差した調査研究を進めていくと共に、地域経済の理論や地域比較、地域政策等の研究に積極的に取り組み、日本の地域経済研究と地域政策をリードしていく役割を強化していきます。地域を取り巻く環境は厳しさを増しています。少子高齢化は人口減少を招き、企業の後継者不在問題は、魅力的な働く場を失わせます。また、医療や介護の現場を中心に、人手不足が深刻な状況に陥るなど、多種多様な問題を地域は抱えています。地域経済研究所では、地域のリアルな実態を客観的に把握し、理論と現場のハイブリットな調査や分析を通じて、地域経済の活性化に向けた研究活動を行っています。また、経済界への情報提供や行政機関への地域課題の解決に向けた協力、県内企業のグローバルビジネス支援など、多種多様な機関と連携・協働しながら、学術系シンクタンクとしての役割を果たしています。北陸新幹線開業による福井県経済の変化を分析2024年3月、北陸新幹線の金沢―敦賀間が開業しました。現在地域経済研究所では「北陸新幹線プロジェクト」を立ち上げ、地域経済や都市構造に関する統計データの分析や地図作業などを行っています。また2024年12月にハピリンホールで地域経済研究フォーラム「高速交通による大交流時代と福井・中部の課題」を開催するなど、研究成果を広く地域の方々と共有できるイベントも開催しています。地域経済やグローバル経済などの最新情報の発信地域経済やグローバル経済、地域企業の経営、Well-being(幸福)、DXなど、多様なテーマを設け、対面形式やオンライン形式でのセミナー開催や、地域分析のためのデータベースをWebで公開するなど、コンテンツの充実を図っていきます。毎月1回、グローバル経済・金融の最新情報をメルマガ発信米国、欧州、中国、日本とブロック別の経済情勢と世界の通貨や金利、株式市場などのマーケット動向や、米国や中国、EUなど、今、注目しておきたい最新の国際金融や貿易事情などを、毎月1回提供しています。64University Institutes研究所等

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