診療放射線学部には、最先端の放射線医療技術を学べる設備・環境が整っており、経験豊富な教授陣が、座学はもちろん機器を使った実験や実習を通して、最前線で活躍できる診療放射線技師へと導きます。X線CT装置デジタルX線透視撮影システム超音波装置X線装置(一般撮影装置)MRI装置(核磁気共鳴画像)13X線が臓器の種類によって透過しやすさが異なることを利用し、体内の様子を断層像として画像化する装置です。CTとはComputed Tomography の略語で、コンピュータ断層を意味します。本装置は2023年4月に納入された本学で最も新しい装置です。本装置は臨床において一般的に胃バリウム検査などの造影剤を用いた検査に利用されています。また、CT装置と同様、断層画像を取得することも可能です。本学では主に造影検査の理解のための演習や、学内実験、卒業研究などで利用する予定です。また、一度に多くの学生が操作画面や撮影した画像を観察できるよう、大型モニタが配置されています。音の反射を利用して体の内部の様子を画像化したり、音の反射してくる速度を解析して臓器の状態を確認したりする装置です。医療では体の深部まで音が届くように高周波数の音波(超音波=エネルギーの高い音波)を使用しています。X線が臓器の種類によって透過しやすさが異なることを利用し、2次元画像化する装置です。病院ではX線を体に照射して体内の様子を観察する検査に使用され、外からはわからない骨折の状態や肺がん等の病気の発見が可能です。強力な磁場と電波を利用して、体を構成する水素原子の分布状況から、体内の様子を断層画像化する装置です。MRIはMagnetic Resonance Imagingの略語で磁気共鳴画像装置の意味です。最前線の診療放射線技師へと導く環境で活躍するために
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