岐阜大学 工学部 電気電子・情報工学科
7/12

主な研究室(教員紹介)最先端の情報技術を研究しています!■情報コース 研究紹介人の優れた能力を計算機に移植!教授:横田 康成リアルとバーチャルの融合身の回りの多くのことが計算機により実現できる時代になりましたが、まだまだ、人にしかできず、人手をかけて苦労して行っていることがたくさんあります。本研究室では、「人にできるなら計算機にもできる!」をモットーに「人はどのように考えて実現しているのか」を考えながら、人手のかかることを計算機に代わりにやらせ、人が楽をすることを考えています。写真は白いマネキンにプロジェクタで画像を投影した仮想解剖模型で、前からみても背中から見ても立体の臓器が埋まっているように見えます。物体の表面に画像を投影することで、物体が透明になり、その中に立体のコンピュータ・グラフィクス埋まっているように見える「透明化ディスプレイ」の一つの応用例です。准教授:木島 竜吾「目」で「聴く」音声認識速水・田村研究室では、メディアと情報の統合について研究しています。話し声と口唇の動画像という異なるメディアの情報を統合して、自動車内などの騒音に強い音声認識を目指しています。また、統計的な機械学習の手法を様々な分野に適用し、音楽情報処理、医療分野のテキストマイニング、サービス工学分野の研究を行っています。教授:速水 悟証明から計算への架け橋を創る計算機は人間には到底不可能な『計算』を容易に行えますが、ある種の感性が要求される『証明』を導くのには困難を伴います。我々はこの『計算』と『証明』の間を繋ぐ理論である定理自動証明の研究を行っています。また、その応用としてのプログラム自動検証法や、研究の土台となる書換えモデルの研究を行っています。教授:草刈 圭一朗画像認識技術でコンピュータが観て理解する世界最先端のシミュレーションをしていますモータや電磁石は電気と磁気を使って物体を動かすことができる電気機器です。これらの電気機器の性能がアップすると、効率がアップするだけでなく地球環境にも優しいものになります。そこで、私達はコンピュータを使って電気機器の電磁界をシミュレートし、目に見えないこれらの電磁界の最適な姿を追い求めています。コンピュータが観て理解するコンピュータビジョン。加藤研究室では、画像処理、パターン認識を応用し、最新のコンピュータビジョンの研究を行っています。また、画像処理を用いた産業応用や感性情報処理技術等で、より高度な画像センシング、人間計測、人とコンピュータの新たなコミュニケーションの実現を目指しています。教授:河瀬 順洋准教授:加藤 邦人※人事異動により、指導教員・研究室・研究テーマが変更になることがあります。Department of Electrical, Electronic and Computer Engineering, Gifu University07

元のページ  ../index.html#7

このブックを見る