岐阜大学 地域科学部・地域科学研究科
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進学・就職Gifu UniversityFaculty of Regional Studies 地域科学部を卒業し、現在は石川県の自然豊かな土地で「食」の力で町を社会を変えていくチームの料理人として活動しています。 地域科学部の魅力は幅広い分野の学問に触れることで、自分の学びたい事、やりたい事を発見できるところにあると思います。私自身、高校時代は受験のため与えられた勉強しかしてこなく、やりたいことが見つからないまま地域科学部を受験しました。入学後は政治学や法学から物理学、化学と幅広く受講し徐々に自分が何に興味があり学んで行きたいのかがハッキリしていきました。そういった講義の中には学外に出て情報を集めたり、体験してみたりというものもあり、問題に対しより深く洞察し仲間と考えを深めることができました。こうした活動が社会人としての仕事の取り組み方の支えになっています。その上で2年次後半にゼミを選択して自分の専門を決めます。自分は「食、調理」について研究をするため、自然科学系のゼミに所属しました。研究の中で「食」は文化的な側面も大きいため幅広い専門の先生が所属している地域科学部の利点を生かし、文化を研究する先生にもご指導いただきました。 幅広い分野を学ぶことができる地域科学部では、今までの人生で出会ってなかった自分のやりたい事を発見でき、またやりたいことがある人にとっても、それだけを専門で学ぶ人より多くの視座からそれを捉えるができるようになると思います。 私は、大学時代に学んだ幅広い知識や経験を活かし、さらに突き詰め「食」で地域を活性化できるような料理人になり岐阜に戻ってきてオーベルジュを作りたいと思っています。そして、いつかこうした経験を学部の方へお話できるようになりたいというのが小さな夢です。ぜひ、地域科学部で広く学び自分の学びたいことを見つけて下さい。愛知県(現所属:尾張県民事務所) 私は学部・研究科と三谷研究室に所属し、危機管理について研究しました。本邦の危機管理体制は災害対策基本法を中心に整備されていますが、研究を進める中でそもそも管理すべき「危機」とは何か、危機に強い行政組織とは何かという疑問へと興味関心分野が広がりました。 このように、純粋な法学とは言い切れない分野の研究をするにあたり、地域科学部・研究科では様々な専門分野を研究する教員の方々が所属するため、その先生に相談することも可能です。また、他の研究室で異なる興味関心分野を持つ学生や院生と、意見を交換することもできます。これらの環境から得られる多角観は、私にとって重要な価値観となっており、会社等の組織に属してからでは得難い経験だとも言えます。 現在は、愛知県庁の尾張県民事務所防災安全課に所属し、県災害対策本部の地域支部となる尾張方面本部の要員として、管内18市町の地域防災計画や国民保護計画の指導や、防災体制整備のための補助金交付事務を行っています。また、他所属の県職員に対し防災研修を実施し、被災した県内市町村に県職員を派遣できる体制を整備しています。 幸いにも、現在の所属は自身の研究分野で得た知見が活かせる環境にありますが、専門的な視点だけでなく先に述べた多角観の存在は、様々な主体が複合的に混在する防災の現場において重要な視点であり、ジェネラリストや学際的な知識が求められる昨今では、是非とも地域科学部・研究科で取得して欲しい価値観だと実感しています。172012年度地域科学部卒業2014年度大学院地域科学研究科修了2020年度地域科学部卒業FOREST地域科学部 卒業生地域科学部・大学院地域科学研究科 修了生坂口 功さん宮田 恭兵さん先輩たちの声

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