岐阜大学 地域科学部・地域科学研究科
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地域科学部62022年度実施プログラム(指導担当教員)A:裁判所・刑務所見学及びその成果発表 (三谷 晋)B:山間地の小学校を起点とした地域づくり (南出 吉祥)C:「まちを研究すること」を考える: 岐阜市内における景観調査と学内における行動観察 (合掌 顕)D:子どもの自然体験教室のサポーター (稲生 勝)E:市民ラジオ番組の制作 & 番組企画・出演 (野原 仁)F:岐阜市歴史博物館で作業する (加藤 公一)G:広葉樹の植林活動 (府川 純一郎)H:フランスの球技・ペタンクを知る (ゲラン,ジル) 1年生全員の必修科目である社会活動演習は、実習受け入れ先から多くのご支援を頂きながら実施される本学部独特の実習です。学生たちは、岐阜県域の企業・行政・福祉・環境・博物館などの現場における体験・実習を通じて、地域の諸課題を肌で感じながら理解を深めます。そして、岐阜大学が教育目標として掲げる3つの力と9つの要素で構成される基盤的能力、つまり自立的行動力(計画力、実行力、管理力)、コミュニケーション力(傾聴力、発信力、状況把握力)、総合的判断力(課題発見力、創造的思考力、論理的思考力)の育成のための基本的な構えとセンスを養う場として本演習を位置づけています。 具体的には、学生たちは下記の8つのプログラムのなかから希望するものを選択し、それぞれの担当教員の指導のもとで事前学習、原則として夏季休業期間を利用した数日間の実習に参加することになります。いずれのプログラムも「書を捨てフィールドに出ること」にしており、参加学生たちは教室のなかでは決して体験することのできない「生きた知恵と知識」を体得します。私は岐阜朝鮮初中級学校を訪問しました。まず、訪問の事前学習として在日朝鮮人当事者で支援活動もしているゲスト講師をお招きし、朝鮮学校が出来た経緯や、差別や偏見の歴史についてお話を伺いました。 その後実際に朝鮮学校を訪問し、実際の授業の様子や生活風景を見学させて頂きました。授業のほとんどが韓国・朝鮮語で行われている様子は新鮮で印象に残りました。また、空調設備が整っていない、古い備品が多いといった、教育施設として十分な設備が整っていない現状も知ることが出来ました。最後に、そこで開かれるバザーにも参加させて頂きました。親御さんや地域の方々も参加する非常に賑わいのあるイベントで、韓国料理を食べたり、民族舞踊を見たりなど、韓国文化に触れることができ、非常に楽しい経験となりました。 この経験を通して学んだことは、上辺の情報だけで知ったつもりになるのではなく、実際に自分で見て、聞いて、実態を知ることの大切さです。元々韓国の文化に興味のあった私にとって、とても意義のある経験になりましたし、日本と韓国の在り方を考え直す良い機会となりました。市民ラジオ番組の制作 & 番組企画実習の様子岐阜市歴史博物館で作業する2019年度入学学生の声小松 なつ美さん社会活動演習

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