岐阜大学 工学部 化学・生命工学科
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4年生4年生Department of Chemistry and Biomolecular Science, Gifu University05研究室に所属研究室に所属化学・生命工学科では基礎的な学科共通科目をしっかりと勉強した後、「物質化学コース」と「生命化学コース」に分かれ、各々のコース科目を学び極めていきます。各コースではさらに、実験・演習・卒業研究を通して、自ら必要事項を調べ、課題について考える能力を養い、得られた結果を分かり易く発表できるように指導しています。また、専門分野の英語教育にも力を入れており、研究に係わる語学能力を育成します。纐纈研では、生理活性のある化合物を探索し医薬や機能性食品素材の開発を目指して研究しています。研究室では毎日新しい化合物を合成したり探していて今まで見たことのない化合物が見つかると本当に興奮します。研究室の仲間と研究の技術や成果の共有で研究者であると実感し仲間意識も高まります。すべては自分の努力と強い意思次第でどんどん成果が生まれてくるのが研究の楽しさです。皆さんもチャレンジしてみてください。医薬・農薬、化粧品、有機エレクトロニクス材料は、多くの低分子量有機化合物を含んでいます。これらは、天然資源を使って、その化学結合を分子レベルで切ったり・つないだりする化学反応によってつくられています。村井研究室では、その反応の基本的な原理を学ぶとともに、より高い効率の、より簡単な、より自在に活用できる反応の開発を行っています。また世界初の反応様式で、魅力的、魅惑的な、香りや光を出す新しい分子たちも誕生させています。物質化学コースでは、有機化学、無機化学、化学工学など、様々な専門性をもつ先生たちがユニークな研究をおこなっています。4年生になると、自分の興味のある研究をおこなっている先生の研究室に所属して、卒業研究に取り組みます。生命化学コースでは、生命化学、有機化学、物理化学など様々な視点で生命現象を分子レベルで理解しようとしています。4年生の卒業研究では、いずれかの研究室に所属し、自分のテーマに取り組みます。MATERIALS CHEMISTRY COURSEBIOMOLECULAR SCIENCE COURSE森田研究室パーキンソン病やアルツハイマー病などの神経変性疾患は、現在のところ病気そのものを治す治療薬や予防薬はありません。神経変性の原因は不明ですが、加齢による酸化ストレス、環境中の化学物質など複数の要因が関係していると考えられています。私たちの研究室では、神経細胞死の機構を解明することにより神経変性疾患治療薬の創薬をめざして研究をしています。細胞生物学、分子生物学など様々な分野の実験手法を駆使して、未だ誰も知らない未知の世界を覗く面白さが実験科学の醍醐味です。日々ワクワクしたり、時にはがっかりしたりして充実した大学生活を過ごして下さい。上宮研究室未来のエネルギーである水素をつくり出す技術、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出を抑制する技術は、未来の社会を守る大切な技術です。私たちの研究室では、これらを中心に、化学工業の“ものをつくる”ことと“ものをわける”ことにかかわる新しい材料の開発に携わっています。研究室では素晴らしい仲間との出会い、新しい発見など、さまざまな経験がみなさんの成長の糧になります。ぜひ新しいことに積極的に挑戦してください。纐纈研究室村井研究室物質化学コース生命化学コース

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