地域科学部Gifu UniversityFaculty of Regional Studies112021年度入学2020年度入学FOREST学生の声 私は小牧ゼミで憲法について学んでいます。このゼミでは、自分の関心のあるテーマを選択し、それに関する論文や判例を読み、憲法の観点から具体的な問題を考察しています。例えば、出生前診断や安楽死、生徒の政治活動、最高裁裁判官の国民審査など、ゼミで扱われるテーマは多岐にわたります。ゼミでは、毎回、報告者の問題提起をきっかけにして、白熱した議論が展開されています。また、法学・政治学系の4つのゼミが集う合同ゼミも開催されており、ゼミ横断的な研究活動も合わせて行われています。 私は、現在、卒業論文の執筆に向けて、同性婚禁止の合憲性をめぐる議論を調査しています。このテーマに関しては、最近、裁判例が立て続けに出されていますが、研究を進めるなかで、憲法論だけでなく、婚姻制度の存在意義など、哲学的な観点からの考察も必要であることを実感しました。こうした気づきを得られる点に、学際的な性格を持つ地域科学部の魅力（の一つ）があると考えています。学生の声 私は應ゼミで「交通と地域」について学んでいます。交通には公共交通機関や自動車などがありますが、私は特に「自転車の使いやすい都市空間」について研究しています。ほかのゼミのメンバーの研究テーマとしては、「公共交通とまちづくり」、「交通・都市構造と企業立地の関係」、「自動車とエネルギー」などで、各々が最終的には卒業論文の執筆を行っていきます。 このゼミでは各自の研究テーマについて調べたことを発表し、そこから議論を交わしていきます。同じゼミでも研究していることは様々であるため、議論を通じて自分にはなかった新たな視点が多く得られ、一見関係のなさそうな分野でも自分の研究との共通点が見つかることもあり、学問はつながっていると実感します。 私は天気が良ければ岐阜駅から自転車で通学をしています。その際に、環境にも健康にも良い自転車をもっと使いやすいまちにするにはどうすれば良いのだろうかと思いました。そのような疑問・興味から学びにつなげていくことが、ゼミの一番のおもしろさだと思います。岩田 彩悠人さん竹中 駿紀さん
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