岐阜大学 応用生物科学部 FACULTY GUIDE 2024
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Agricultural and Environmental ScienceGifu UniversityFaculty of Applied Biological Sciences10研究室の詳細はこちら ■▶ストレスに強い植物をつくる遺伝子を発見 世界に広がる酸性不良土壌では、多くの作物の生育が阻害されますが、私達がよく目にする植物には、酸性土壌ストレスに強い植物と弱い植物があります。では、植物は進化の過程でどのようにしてストレス耐性を獲得したのでしょうか?藻類から被子植物までゲノムDNA配列から耐性遺伝子の類似性や機能を調べ、ストレス適応進化の全貌を明らかにします。これまでに、植物種間で適応戦略が異なることが明らかになりました。私達は、緑藻や樹木がもつ戦略を作物種に導入するなど、新たな育種を目指しています。動物の行動からより良い飼育管理を探る 動物の肉体的および精神的な状態を把握することは、動物を飼育する際にとても重要です。私たち人間は動物と言葉でコミュニケーションを取ることはできませんが、彼らの行動を観察することでその状態を理解することができます。このように動物管理学研究室では、行動を指標として動物の状態を科学的に評価し、最終的に動物の飼育管理をより良くすることを目指しています。現在は、ウシ・ウマ・ニワトリなどの家畜、ゾウやネコ科動物などの動物園で飼育されている動物を対象に研究に励んでいます。身の回りの植物から景観の成立過程を考える 私たちは、様々な植物に囲まれて暮らしています。現在だけでなく過去利用されていた植物もかなり存在し、それが景観に地層のように埋め込まれています。こうした植物の起源地や由来、また現在の利用を調べ、さらに広域的に比較することで、人間がどのように身近な景観を作ってきたのかを知ることができます。例えば沖縄の庭は東南アジア、オセアニア、中国、日本からの植物でできており、世界でも特異な成立過程を経ています。フィールドワークを通じてアジアの人々と植物の多様な関係を描き出します。植物細胞工学研究室動物管理学研究室多様性保全学研究室生産環境科学課程

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