岐阜大学 社会システム経営学環
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33[3] 本当に大事なことを考える状況が見えてきたら、やるべきことを考えよう。これから取り組むプロジェクトは、パートナーに、社会に、そして自分たちに、どんなよいことをもたらすでしょうか。本当に大事なことはなに? ビジョンを明確にします。 [2] なりたち・しくみを理解する表に見えていることだけで判断する前に、その状況にはどんな背景があるのか、徹底的に追及しましょう。情報収集、他の事例との比較、分析、議論から、その状況のなりたち、しくみを見える化します。 [1] テーマを共有する実社会の困りごとや要望を解決することをテーマにします。よく対話して、そのテーマを提供するパートナーのことを知ろう。これから取り組むプロジェクトの幕開けです![6] 本気でやってみるここまで準備が整ったら、実践あるのみ! 自分ごととして、本気で発信しましょう。イケそうなら、実習だと思わずに、起業してしまいましょう! [5] 小さく試してみる机上であれこれ考えるよりも、小さなことでも実践すると目の前が開くことがあります。やる前の思い込みが吹っ飛びます。考えたプランを再チェックして作り込みます。[4] 戦略をたてるさあ、いよいよ具体化のための準備です。ビジョンに従って、ひとつひとつ課題を明確にし、実現の手立てを組み立てます。・ 持続可能な社会の実現について考える・ 1つの学問に捉われない・ 実社会の問題から課題を抽出しまとめる・ 経営理念を守りながら時代の変化に適応・ 地域に根差した新たな製品・サービスを作る・ 地域を跨いだ企業間の繋がりを作る2回(合計3年間)取り組みます。さらにそのテーマは、実際に行政や企業などが抱える困りごとやニーズに対するもので、リアルな挑戦と試行錯誤の経験を積むことができます。こんな型破りな実践的カリキュラム、他にありますか?・ 新たな地域資源を創造する・ 行政や企業ができない"隙間"をビジネスで繋ぐ・ 地域課題を人と企業の繋がりで解決・ シーズベースの新規ビジネスを生み出す・ ニーズベースの新規ビジネスを生み出す・ 現場ベースのイノベーションを起こす・ 自社の強みを活かし社会課題を解決・ 顧客起点で新規事業を開発・ 大局的な観点で企業を支える・ 長期的視点でグランドデザインを描ける・ 既存の枠組みに捉われず現場の声から施策を立案・ 地域に密着し人の顔が見える事業を構築SCHOOL OF SOCIAL SYSTEM MANAGEMENT社会システム経営学環のカリキュラムの中で注目すべきは、その実習がこれまでになく型破りなことです。普通のカリキュラムでは、実習は半年間(1学期間)、長くても通年の取組みになりますが、本カリキュラムでは、1年半の期間を使ってじっくり取り組む大型の実習に社会システム経営学環では、授業の中で企業や自治体等と綿密に連携を図っており、社会が求める人材像を教育課程に組み込んでいます。さらに、経営を学ぶことに加え、自ら事業を創出する力を養い、支援する体制も整っています。このため、卒業後は、地域に貢献する企業や自治体をはじめ、以下のような分野での活躍を期待しています。型破りな実習02卒業後の進路

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