岐阜大学 大学案内 2025
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教育学部学部長メッセージ学習会(面接練習)教員採用試験対策の面接練習に加え、教職に就くための資質・技能を身につけるグループ学習の場です。グループで、教育現場でのさまざまな状況を想定した学習をし、教員としての心構えや知識を身につけていきます。 岐阜大学教育学部は、教員養成を目的とした学部です。特に、小学校・中学校・特別支援学校を中心とした教員養成を行っています。 岐阜大学教育学部では、ACTプラン・プラスという実践的な教育プログラムがあります。学部の新入生は、1年生からすぐに附属小中学校へ行き、大学生としてではなく、教師としての目線で子どもに接することになります。さらに、ACTプラン・プラスでは、2年生の教職リサーチ(5日間ほど学校で実習を行います)、3年生での教職プラクティス(いわゆる教育実習です)、と段階を踏んで教育現場に慣れていけるようプログラムを組3年生 教職プラクティス岐阜県内の小中学校で1カ月ずつの実習を行います。いよいよ自らが授業者となって教科の指導が始まります。真剣に取り組んだ成果は、格別な思いと共に胸を打ちます。(特別支援学校と幼稚園は4年生)んでいます。学生の多くは、子どもたちにどう声をかけて良いのかと戸惑うところから始まり、3年生にもなると堂々と教育実習で仕上げの研究授業に取り組むようになります。 子どもたちにとって、学校での出来事は社会生活そのものです。だからこそ、教員は子どもたちにとって大きな存在であり、子どもたちが安心して学ぶためにさまざまな資質・能力を身につけなければなりません。皆さんが、誇りをもって学校で活躍し、また子どもたちと一緒に学び続ける教員となれるよう、学部として全力で応援していきます。1年生 教職トライアル大学生になってすぐの5月から、附属小中学校で観察型の実習が始まります。附属学校で観察したことをもとに大学で議論し、教職への視野を広げていきます。2年生 教職リサーチ岐阜県内の小中学校で参加型実習に取り組みます。9月と11月にそれぞれ1週間、学校にどっぷりつかり、授業だけでなく学校行事や安全への配慮など、広く教師の仕事が学べます。2年生 教育リーダー実践ぎふ清流入試入学者を中心に、岐阜県内の小規模校で実習を行います。入学時に自ら描いた「岐阜県教員になるための学修計画」を主体的に履行していくための大切な体験の場となります。15 ACT(アクト)プラン・プラス | 真剣に教員を目指す学生を学部スタッフが全力で支援するプランです!教育学部長 山田 雅博学部の4年間を通して、大学と学校現場との往復的なカリキュラムを展開し、理論的かつ実践的な教育力を育成します。Active Collaboration Teaching の頭字語。岐阜大学教育学部で教員を目指して学ぶ全学生を、教職サポート室・進路相談スタッフ(岐阜県教員OB)、学務係職員、そして全教員が、4年間継続的に支援していきます。岐阜県内では岐阜大学が最も早く平成17年度から実施しています。4年生 教職インターン岐阜県内の小中学校にて実習を行います。4年間のACTプラン・プラスの総仕上げでもあり、教員採用試験対策として現場を経験する機会ともなります。大学で学んだ理論を、学校現場で検証し、教育実践力を身につける。誇りをもって活躍できる教員へ

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