岐阜大学 大学案内 2025
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医学部精神医学分野“21世紀は心の世紀”といわれていますが、依然として“脳は人類最後のブラックボックス”です。当分野では、脳機能画像などの最新技術を駆使して脳を、心を解明すると共に、臨床においては、ストレス社会の歪によって生じるさまざまなこころの病気をもつ患者様を全人的にサポートし、心身両面の健康回復・維持を目指します。小児科学分野小児科は小児を対象とした総合内科的診療科であり、また小児の専門診療科でもあります。子どもであればまずは診て、正常に発育発達しているのか?予防接種が適切に受けられているのか?そして病気があればどの系統の疾患であるのかを見極めるのが、小児科医の役割です。また他の小児科医から、自分が専門とする領域の症例の紹介を受けて診療・研究する専門領域の診療医でもあります。その2面性を持つのが小児科医の identityです。小児科医は未来ある子どもを診ることを誇りとしていると思いますし、病気をもったまま長じた患者さんについても寄り添うことを重要視しています(移行期医療)。岐阜大学の小児科は、得意とする専門分野である免疫異常、アレルギー、内分泌・代謝、血液・腫瘍、神経、遺伝性疾患について国際的な業績をあげています。学生研究員の研究活動解剖学分野基本中の基本である“人体の構造”を扱うのが解剖学です。献体されたご遺体を用いた人体解剖実習は、机上で得た知識だけでなく、生命観や死生観にまで影響を与えるインパクトの強い実習です。現代の解剖学は、顕微鏡を用いた観察を基本に、生化学、分子生物学、再生医学などの最新テクニックを駆使して、精緻な人体構造や人体発生の妙を解き明かします。耳鼻咽喉科・頭頸部外科学分野耳鼻咽喉科は平衡障害、聴覚障害、中耳疾患あるいは顔面神経障害を担当する耳科領域。副鼻腔の炎症や腫瘍、アレルギー、顔面外傷などを担う鼻科領域。舌・口腔・咽頭疾患や睡眠時無呼吸を扱う咽頭領域。音声や嚥下に関係する喉頭領域。そして頸部の良性・悪性腫瘍、甲状腺腫瘍や唾液腺腫瘍を扱う頭頸部腫瘍領域など、多岐に富んでいます。そして、手術は顕微鏡や内視鏡、ダビンチなどを用いた機能保存や機能再建手術が多く、生活のQOL向上に直結しています。耳鼻咽喉科は、生命予後のみならず、「生きる」を支え、彩る分野としての診療、研究を行っています。医学科のカリキュラムでは、卒業研究や卒業論文がありません。しかし、研究活動に参加する機会はたくさん設けられており、各研究室は開放的で学生の皆さんを歓迎します。「テュトーリアル選択配属」(10週間)では、各研究室に配属し研究活動を行っています。また、学生研究員制度は、学生の皆さんの課外の研究活動を支援しています。地域医療医学センターでは、「テュトーリアル選択配属」中の地域実習のほか、夏季休業期「麻酔疼痛制御・救急災害コース」の大規模災害を想定した訓練実習分子病態学分野当教室で世界に先駆けてクローニングしたオーロラ遺伝子の産物は、タンパク質リン酸化酵素であり、中心体や染色体のセントロメアに局在して細胞分裂の進行に重要な役割を果たしています。種々のがん細胞やがん組織でオーロラタンパク質が高発現しており、オーロラとがんとの関連を明らかにしようと研究しています。医学教育開発研究センター医学教育の全国共同利用拠点として、医学教育法の改善と普及、大学院での人材育成を行っています。特に問題基盤型学習としてのテュトーリアル教育、コミュニケーション教育を含めた医師のプロフェッショナリズム教育、多職種連携教育に力を入れています。また海外留学を目指す医学生をサポートするために医療英語の講座を開講しています。間中の地域医療機関での実習をコーディネートします。また、学生の皆さんのキャリア・デザインをサポートします。医学部では学部独自のサークル活動が盛んで、運動系や文化系、医療系など40近い団体が活発に活動しています。異なる学年の学生と仲良くなるきっかけになり、食事や旅行などのイベントも豊富です。勉強との両立もしやすく、メリハリのある生活を送ることができます。日韓交流事業の様子29 医学科のセミナー 研究活動・課外活動

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