月公衆衛生看護活動論 ※医学部3年次前学期の時間割1234512345月火水火水木金全学共通教育(英語Ⅳ)産業保健木小児看護方法Ⅱ金母性看護方法Ⅱ疫学新生児のバイタルサイン測定の演習成人(慢性期・急性期)事例展開精神看護方法Ⅱ在宅看護方法助産学概論 ※助産学概論 ※家庭訪問の演習(保健師課程)4年次前学期の時間割公衆衛生看護活動方法 ※臨地実習臨地実習臨地実習臨地実習助産診断・技術学Ⅱ・Ⅲ ※臨地実習分娩介助技術の演習(助産師課程) ※助産師課程・保健師課程のみ受講37看護学科 平成25年度卒業岐阜大学医学部附属病院 看護師皆川 佳那さん看護学科 令和元年度卒業岐阜大学医学部附属病院 看護師伊藤 美彩さん家族相談士の資格を取得し、患者さんや家族の葛藤を支えられる看護師に。 大学の4年間でさまざまな経験を積みたいと考えて岐阜大学へ進学しました。語学の授業では他学科や留学生と交流を深め、多くの友人ができたことも良い思い出です。専門授業で印象的だったのは精神看護学の授業です。患者さんの今の状態だけを見るのではなく、家族歴や生活歴など過去も見るという学びは、もともと人の話を聞くことが好きな自分にとって大変興味深い内容でした。また、救命救急サークルGEMsでは一次救命処置のコンテストで全国2位を受賞し、今の仕事につながる経験ができました。現在は岐阜大学医学部附属病院のICUで意思決定支援係を務め、家族相談士の取得を目指して勉強しています。意思決定支援では、これ以上新たな治療ができない方や、意識のない患者さんに対して本人や家族が納得できるような意思決定を支援しています。大学で学んだ精神学や家族相談士の資格を生かし、ゆくゆくは患者さんと家族の方々が抱える葛藤や悩みを支えられる看護師になりたいと思います。講義や実習で身につけた基礎看護技術の学び。今後も患者さんへの適切なケアを進めていきたい。 祖母が病を患った時、看護師さんがやさしく接してくださり、私も人を助けられる仕事に就きたいと思い、看護師を志しました。岐阜大学で学んで良かったことは、基礎看護学です。しわ一つないシーツ交換から、看護者や介護者の身体的負担を軽減するボディメカニクスまで、看護師として必要なさまざまな知識をしっかりと身につけることができました。また、患者さんの状態を分析・評価してどのようにPDCAサイクルを回していくかを考えた経験が今の仕事にも生きています。卒業後は、教育制度などサポートが手厚いところに魅力を感じ、岐阜大学医学部附属病院に看護師として入職しました。新人担当指導者の制度やメンタルサポート体制があり、とても働きやすい環境だと感じました。心がけていることは、患者さんの日常生活動作能力を低下させないような看護をすることです。患者さんが退院後も自立して生活できるよう、これからも適切なケアを行っていきたいと考えています。
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