岐阜大学 大学案内 2026
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48ポストハーベスト工学食農生命科学実験法および実験Ⅳ食品衛生学食農生命科学実験法および実験Ⅳ植物育種学農業政策学動物器官の顕微鏡観察冬山で野生動物の足跡を探る生命化学実験Ⅳ生命化学実験Ⅳ実験動物学動物病院での実習応用生命化学科(3 年次前学期)1234512345月月 生命情報科学入門 構造有機化学火 機器分析学環境微生物学水 ゲノム科学高分子科学木 天然物化学バイオマス化学金 専門科学英語Ⅰ免疫化学食農生命科学科(3 年次前学期)園芸学火 動物管理学水 動物飼養学木 食品微生物学 食農生命科学論金 動物発生繁殖学 専門英語演習共同獣医学科 6 年応用生命科学課程 分子生命科学コース 4 年【授業時間割の一例】キャンパスライフ応用生物科学部分子レベルで未知の機能を明らかにすることは新薬開発につながる、意味のある挑戦です。病気を引き起こす原因を研究。将来は製薬会社で動物や人間の健康を支えたい。三村 友里菜 さん長 繩 優 佳 さん(授業・実験・実習風景) 物心ついたときから動物が好きで、将来は動物に関わる仕事に就きたいと思い、共同獣医学科を志望しました。他県出身ですが、岐阜県は祖父母が住んでいる町でしたので昔から馴染みがあり、この大学に通うことに決めました。親身になって対応してくださる先生方が多く、とても良い環境で勉強することができています。講義では産業動物の採血や薬の投与方法、臓器の模型を使った外科手術の実習などを行い、実践的な技術を高めています。様々な授業を受ける中で、人や動物に感染するウイルスの生存戦略を知り、病気を引き起こす原因に興味を持ちました。それを機に現在は、「人獣共通感染症学研究室」に所属し、狂犬病のワクチン株の安全性に関する研究を行っています。入学時は獣医になりたいと考えていましたが、進路の選択肢はそれだけではないことを知りました。卒業後は製薬会社に就職して動物や人間の健康に貢献したいと考えています。 「薬では治せない」と言われた家族の病気が食事療法で改善できたことがあり、なぜ改善したのかを知りたいと思ったことがきっかけで、生物の生命現象を分子レベルで学べる応用生命科学課程を選びました。現在は生理活性物質学研究室に所属し、母乳に含まれる「糖鎖」について研究しています。乳児の成長に重要な役割を果たす生体分子なのですが、そのメカニズムはいまだに謎だらけ。未知の機能を明らかにするため、糖鎖の化学合成に挑戦しています。あらゆる疾患に対する新薬の開発へと発展することが期待できる、とても意味のある研究だと思います。大学院への進学を決めていますが、先生方が研究費を集めるために奔走されている姿を見て、研究者の支えになれるよう資金調達などのノウハウも身につけたいと考えています。そう思ったのは、起業部で若手アーティストの支援事業を行う「株式会社 artkake」のメンバーとして活動した経験があるからかもしれません。仲間とともに汗を流した 2 年間は、かけがえのない大切な思い出です。岐大生・卒業生が語る、学びと魅力とメッセージCampus Life

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