岐阜大学 大学案内 2026
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社会システム経営学環GIFU UNIVERSITY55社会システム経営学環 3 年社会システム経営学環 2 年専門演習地域の空き家の活用や情報誌の企画制作など、多彩な実習を通じて実践力が身につきます。地域と密接に関われるカリキュラムが魅力。まちづくりを学び、地域の担い手になりたい。経営に役立つ会計のあり方について学びます。丹羽 亮太 さ ん篠田 朝也ゼミ(会計学)福 井 明 生 さん 私の実家は祖父の代から縫製業を営んでいます。小さい頃から祖父と一緒に働く母の姿を見て育ち、アルバイトで事務作業を手伝うなかで、経営者に憧れを抱くようになりました。そんな中、岐阜大学に社会システム経営学環が新設されたのを知り、専門的に経営を学んでみたいと考えて入学しました。パンフレットを見て一番惹かれたのが、実習の多さ。自分たちで実際の企業が抱える課題を解決する手立てを考え、長期スパンで取り組んでいくことで、社会に出た時に役立つ実践力が身につけられる点に魅力を感じました。投資家向けイベント「IR EXPO」に参加して上場企業の担当者に質問してみたり、川原町の空き家を活用したビジネスを考えてみたり、自分たちで企画した情報誌を発行してみたり。初めての経験ばかりで緊張することも多いですが、その分、貴重な学びがたくさんあるのが楽しいです。今後は「ビジネスデザインプログラム」を選択し、経営についてより深く学んでいきたいです。 経営やまちづくりに関心があり、実戦的な学びと経験が得られる社会システム経営学環に入学を決めました。これからの日本にとって、都市部だけでなく地方の発展が不可欠だと感じていた私にとって、地域と密接に関われる学環のカリキュラムはとても魅力的でした。実習では、中津川市の新町商店街を活性化する施策や、高山祭を後世へ承継するためのアイデアを提案するなど、地方の現状を学ぶと同時に課題解決の難しさを実感しました。授業外では、「飛騨市ふるさと種蔵村」というプロジェクトに参加しており、人口減少により限界集落となっている飛騨市宮川町の景観を保全し、メンバーで集落の未来について考えています。また、これを機に 2 年次の夏休みに「飛騨市長インターンシップ」に参加しました。このようなつながりを持てたのは岐阜大学に入学したからこそだと思います。今後は「まちづくりデザイン実習」やゼミでの活動を通して学びを深め、さまざまな問題を解決し、共に成長していける地域の担い手になりたいです。 私たちの演習では、毎年度、受講生の要望に応じて学習内容を変えていますが、おおむね組織の経営管理に役立つ会計実務の考え方についてディスカッションを中心に実践的に学びます。 通常の「ビジネス」ではもちろんのこと、社会システム経営学環で焦点を当てている「観光」や「まちづくり」をテーマとした取り組みでも、それらが事業として成立するためには採算について意識をしなければなりません。採算を目的化するというわけではなく、やってみたいことを実現したり、継続したりするには、採算がとれていないといけないということです。 社会システム経営学環での各種の実習などとも結びつけながら、面白いアイデアやビジネスモデルを事業として成立させたり、事業を運営するヒトやチームの力を向上させるたりするために、会計情報のようなデータがどのように機能したり、役立ったりするのかについて皆で考えていきます。4年生になると、学んだ内容をベースにして、各自が関心のある課題を見つけて、その解決を目指した卒業論文の作成に取り組むことになります。在学生が語る、学びと魅力とメッセージ専門演習(ゼミ)

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