682025年にサウジアラビアで初の「オリンピックeスポーツゲームズ(OEG)」を開催することを、国際オリンピック委員会( IOC )が正式に決定したと、2024 年 7 月に日本 eスポーツ連合(JeSU)により発表された。 これは、IOCがeスポーツをオリンピック競技として認め、やがてオリンピック競技になるであろうということ。新しい時代に突入することを示す流れとも解釈できる。加古翔大さんが発起人となり2023年 3月に発足。現在の部員は約20人で、週4日程度、午後に大学会館の一室で練習を重ねている。全国の大学生プレイヤーが出場するeスポーツ大会にエントリーし部員同士で模擬対戦や戦略を重ねるほか、対戦会や大学対抗戦への参戦、全国の大学のeスポーツ連合に加盟しており、リーグ戦や競技力を高めるための合宿などに参加。競技は主にオフライン(一部オンライン)で実施している。昨年はeスポーツの認知向上のため、岐大祭でeスポーツ体験イベントを自主開催し好評を博した。 eスポーツがオリンピック競技に!? 岐阜大学 e-sports同好会岐阜大学 e-sports同好会 代表[岐阜大学工学部 電気電子・情報工学科 2年]1秒”、わずか0.017秒という緻密な「脳のスポーツ」、それがeスポーツです。加古翔大さんは「岐阜大学 e-sports同好会」の発起人です。昨年発足したばかりですが、何万人もの観戦者が見守るなか続く、白熱した戦い。勝敗を分けるのは、“60分のすでに対戦会や大会を多数主催する、勢いある同好会を引っ張っています。“60 分の1 秒”で、すべてが決まる。精神力と指先ひとつで闘うeスポーツの魅力をもっと広めたい。加古 翔大 さん『岐大のいぶき』特別記事
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