群馬県立女子大学 GUIDE BOOK 2025
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Q&AVOL.2群馬県公立高等学校教員(文学部英米文化学科 2016年度卒業)26根岸 彩夏さん AYAKA Negishi自分の可能性を広げる4年間。「新しい自分」を見つけてください。OGインタビュー現在の仕事内容は?群馬県の公立高校で英語科教諭をしています。現在は、高校2・3年生を担当しており、生徒たちと楽しみながら英語に向き合っています。私の高校では生徒たちが未来を切り拓いていくための「探究」という授業があるのですが、私はその主担当として励んでいます。生徒、教師の垣根を越えて共に創り上げていく授業は非常に楽しいものです。真剣に取り組み、「あ、分かった!」という生徒たちの明るい表情が見えると、「英語の教員をしていて本当に良かった」と感じます。授業案を練りながら実際の授業での反応を想像する時間は、私にとって大切な癒しの時間です。今の仕事を選んだ理由はなんですか?「英語を使った職業に就きたい」と思ったきっかけは、中学生の時に参加した国際交流プログラムでした。そこで英語という言語に惹かれ、県女の英米文化学科で学ぶことにしました。入学当初から教員になることを意識していましたが、大学3年次の教育実習まではぼんやりとした目標のままでした。しかし、実習後、「英語を学ぶ楽しさを伝えられる教師になりたい」という具体的な将来像が固まりました。県女で学び、同じ夢を抱く仲間や恩師との貴重な出会いがあったからこそ、「自分の夢」を見つけ、その実現に向けて全力で取り組むことができたと思っています。 県女で学んで良かったと思うことは?「県女で学んでよかった」と心から感じます。資格取得やE.S.S.サークル、フィリピンでの短期留学、さらには国際平和構築のボランティアとしてのインド派遣など、様々な挑戦を通じて自分の可能性を広げることができた4年間でした。教員採用試験の対策では仲間たちと朝から晩まで勉強しました。夢を叶えるために全力で取り組んだすべてが、私にとって大切な思い出です。「自分の可能性を広げ新しい自分に出会いたい」と願う皆さんは、ぜひ県女に来て学んでください。素晴らしい出会いと、あなたを成長させるくれるサポートが、この学校にはあります。 高校生に伝えたいことは?皆さんはどんな自分になりたいですか?夢はありますか?将来の目標がはっきりせず悩んでいる方も多いかもしれませんが、今はそれで大丈夫です。心配ありません。高校生当時の私も「英語」を使った仕事に就きたいという目標はありましたが、具体的なイメージはできていませんでした。しかし、県女での4年間で視野を広げ、自分が将来進むべき道を見つけられました。ここでの挑戦が、夢をかなえてからも学び続ける姿勢を支えてくれています。 誰しも秘めた力や可能性が眠っています。県女でぜひ、自分探しをしてください。私は皆さんを応援しています。たくさんの学びと出■いが

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