■奥西麻由子准教授■高橋綾教授■山崎真一教授■大野陽子准教授文学部美学美術史学科123|SEMINAR■武藤大祐教授■青田麻未講師■三宅秀和准教授■浦木賢治講師■藤沢桜子教授37[美学・舞踊学]民俗芸能から舞台芸術まで、舞踊全般を美学的に研究しています。舞踊とジェンダー、および振付理論が最近のテーマです。[西洋美術史]研究課題は16-17世紀イタリア美術の図像学および社会史的研究です。本学科は、美や芸術について幅広い知識と技能を習得することが可能です。卒業にあたり、論文か制作かを選ぶことができます。理論的、哲学的に考える美学、日本と西洋を中心に芸術の歴史を学ぶ美術史、他の領域をつなぐアートマネジメントは卒業論文、絵画とデザインを中心に実践する実技では卒業制作となります。なお実技科目は必修ではなく、必ずしも全員が履修する必要はありません。絵画、デザイン、彫刻、工芸、CG、Web、映像など幅広い実技授業があり、経験のない学生でも受講可能です。学生たちは実技棟にて制作や2023年にリニューアルしたギャラリーで展示を行っています。デザイン室ではMacを完備、版画室では銅版画を学べます。自治体、商工会、企業、美術館、プロのアーティストなどと共同して、芸術活動やデザイン開発に取り組み、地域連携を活発に行っています。写真は玉村町の病院内で実施した「病院内アートプロジェクト」の作品(モザイクアート)および授業受講者です。[美学]現代の環境美学・日常美学を専門とし、私たちの日常生活における感性のはたらきの構造を解明する理論を探究しています。[絵画]人や場とのコミュニケーションをとおし、インスタレーション、壁画、絵画などの手法で制作し作品として表現しています。[日本美術史]日本の中世・近世の絵画史、特に狩野派の絵師と絵画や大名家の美術を研究しています。[デザイン]玩具、あそびのデザインを研究開発しています。また、病院や幼稚園に「アート&デザイン」を提案する実践研究も行っています。 アートマネジメントゼミは、芸術の作り手(アーティスト)と受け手(鑑賞者)の間で送り手として芸術・文化活動と社会をつなぐ役割について学び、実践するゼミです。展覧会・ワークショップ・プロジェクトの企画、運営、広報、普及活動等を県内の美術館、ホール、芸術祭、まちなか等で行っています。 実際にアートの現場に入り、外部の方と打ち合わせをしたり、企画を何度も練り直したり、試作を重ねたプログラムを子どもたちや大人の方へ伝え、共に楽しみながら行うことで、大学内で受けた講義や実技科目を社会の中でどのように生かしていくのか、その道筋が現実のものとなって体感できます。そして、今日におけるアートの価値や意味をゼミ生自身が見出していくことで、広く芸術・文化活動を支える人材として羽ばたいて欲しいと願っています。美学美術史学科 奥西 麻由子准教授[日本美術史]幕末〜明治時代の絵画史を中心に、「美術」黎明期に関心があります。当時の画家の動静についても研究しています。[アートマネジメント]教育的観点からアートプロジェクト、普及事業の企画実践を主に行い、芸術を通じて人と社会を繋ぐ方法を模索しています。[西洋美術史]古代ギリシア・ローマ美術や後代における受容、神話主題などを通して、作品のもつ社会的な役割について研究しています。教員紹介・研究内容について詳しくはこちら ▶実技棟ギャラリーなどの充実した設備地域連携により学外での実践的な学びを展開論文でも制作でもアートの現場体験を豊かに!ゼミ紹介学びのPOINT教員紹介・研究内容
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