群馬県立女子大学 GUIDE BOOK 2025
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VOL.12Profile慶應義塾大学文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。博士(美学、慶應義塾大学)。日本橋学館大学(現・開智国際大学)副学長等を経て、2014年より本学文学部美学美術史学科教授。2023年10月、学長に就任。専門分野は日本美術史、日本彫刻史。るしなやかな感性を身につけ、必ずや新しい時代を切り拓き、未来を創造し、力強く歩む女性へと成長することができるでしょう。群馬県立女子大学は、予想困難な時代の女性リーダーを目指すあなたに寄り添います。学長 塩澤 寛樹Shiozawa Hiroki学長メッセージ県女らしさ〜新しい時代を切り拓き、未来を創造し、力強く歩む女性へ 群馬県立女子大学は、1980年(昭和55年)4月に文学部3学科(国文学科、英文学科、美学美術史学科)の単科大学として開学し、現在は4学科の文学部、国際コミュニケーション学部、そして2研究科の大学院を擁する大学に成長してきました。本学では、文学、言語学、芸術学、情報学、社会学などの人文科学分野、国際経済学、国際政治学、法学などの社会科学分野、データ分析、数理、論理学、そしてデザインや絵画の実技まで、幅広い分野の科目、実技やゼミナールが開講されています。このような専門教育の基礎として、基礎学力や各種リテラシー科目、文理にまたがる豊かな教養を養う科目など、多岐にわたる教養教育科目も用意されています。 現代は、急激な環境変化、新たな感染症、グローバル化に伴う社会の複雑化、国際紛争、予想を上回るAIの進化など、社会が大きく変化しています。これを背景にこれからは、予測困難な時代がやってくると指摘され、それに備えるために高度な教育の必要性が求められています。 本学での多彩で豊かな学びを通して、みなさんは自ら課題を見つけ、解決する力や、包括的な非認知能力、多様性を尊重す公立の女子大学、しかも圧倒的な少人数制の4年間 本学は、公立の女子大学です。これは本学の大きな特徴です。公立の女子大学は、全国では2校、東日本では唯一です。女子だけの環境だからこそ、古い性別役割分担意識にとらわれることなく、誰もがリーダーとして活躍する機会に恵まれ、伸び伸びと個性を発揮できる場となります。 日本のジェンダーギャップは、国際的に低い評価がなされており、その是正は大きな社会的課題となっています。そのためには、女性への高度な教育と豊かな経験が欠かせません。本学での4年間に裏付けられた行動力や経験を身につけた皆さんは、必ずやこれに貢献してくれることでしょう。 本学のもう一つの特徴は、本当の少人数制であるということです。入学定員ベースでは、教員1人あたりの学生数は4人未満です。これによって、伴走型の手厚いキャリアサポートも可能となります。これが実現できるのは公立ならではです。この環境で過ごす4年間は、皆さんの人生の宝物となるでしょう。

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