文学部文化情報学科123|入門科目専門基礎科目展開科目卒業研究卒業制作SEMINAR■歸山亜紀准教授■細川雄一郎准教授[言語の情報学]情報処理技術を使って言葉を分析する研究やコンピューターに言葉を学ばせて社会課題に応用する研究を行っています。■山崎隆広教授[メディア論・文化におけるメディア]メディアと我々の文化や社会との関係を研究するメディア論を専門としています。研究対象は出版、映像、インターネット、サブカルチャー、ジャーナリズムなど様々です。■神崎享子教授[数理論理学]P=NP問題などの計算量理論の未解決問題を、弱い算術体系での数学の命題の証明可能性との関連で考察しています。■尹 喜准教授[家族社会学・地域研究]韓国をフィールドに、若者の自立、親子関係、脱北者のアイデンティティ・ポリティクスについての研究を行っています。■黒田覚教授■鈴木親彦准教授41文化情報学科のカリキュラムは「社会・文化」「情報・メディア」の2つのグループから編成されます。1、2年次に両グループの基礎を学んだ上で、3年次にどちらかのグループのゼミに所属し、4年次に卒業研究・卒業制作を完成させます。「社会・文化」グループでは、フィールド調査、インタビューや調査票を用いた社会調査、様々な資料や文化資源のデジタルアーカイブ化などの方法に基づいて、現代社会における様々な問題を複合的な視点から分析し解決する方法を探っていきます。「情報・メディア」グループでは、情報とメディアに関する技術や思想などを学ぶことを通して、これからの社会で求められる高度なメディア情報リテラシーを養い、情報技術と主体的に関わりながら社会を支えることのできる知性を育みます。[社会学・社会調査法]量的社会調査データの統計分析によって、社会の姿を描き人々の生活を理解することを行っています。[情報の哲学・情報の倫理]「可能性」についての哲学と論理学に基づいて、「情報とは何か」「情報といかに向き合うべきか」を研究しています。 過去から現在に至るまで、人々は住み慣れた場所を離れ、新しい地域へ移動し、定着してきました。人々が移動した先では、既存の文化と移住者が持ち込む文化が共存したり、時には衝突しながら、新たに文化の融合が生まれます。このような文化の変容がもっとも鮮明に現れ、受け継がれるのが家族という舞台です。 このゼミナールでは、家族社会学をベースにした地域研究の学びを通じて、国境を越えた人々の移動の奥深さを探求します。多様化する社会を理解するには、単に自分とは異なる外国人やエスニシティに注目するということだけではなく、私たちが日々を過ごす生活世界と他の世界とのつながり、過去と現在との連続性に注意を払うなど、社会を包括的な視野で捉える「社会学的想像力」を育てることが大切になります。文化情報学科 尹 喜准教授[文化資源学・人文資料のデジタル化]多様な文化を分野横断的に追求する「文化資源学」、人文学に情報学の成果を活用する「人文情報学」を専門としています。教員紹介・研究内容について詳しくはこちら ▶情報化社会における自分の役割が探究できるカリキュラム社会調査データと文化資源を重視する高度なメディア情報リテラシーを育む家族から捉える文化と地域の交差ゼミ紹介学びのPOINT教員紹介・研究内容
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