ACTION6.PICK UP群馬県立女子大学ACTION 多文化共生時代を迎え、さまざまな言語・文化を背景とする外国人が日本に在住するようになっています。こうした中、地域日本語教育センターは、在住外国人が地域社会で生活する上で大きな問題となる日本語の学習・支援の拠点として、平成24年4月1日に設置されました。地域日本語教育センターでは、日本語教育を担う人材の育成、外国人への日本語学習の機会の提供、生活日本語の研究・教材等の開発、関係機関の連携などの事業を行っています。 日本語教員を目指す学生は、学部、学科にかかわらず、「日本語教員養成プログラム」を履修することができます。地域日本語教育センター開講科目を中心に、文学部、国際コミュニケーション学部の開講科目と合わせて、所定の単位数を履修することで、群馬県立女子大学「日本語教員養成プログラム修了証」が授与されます。 2024年度から日本語教員は「登録日本語教員」として国家資格化されました。今後、認定日本語教育機関において日本語教育に従事するために必要な資格となります。 地域日本語教育センターでは、登録日本語教員を養成する機関として養成課程を実施するための準備を進めています。 群馬県は在住外国人比率が高く、出身国の多様化も進んでいます。本学では、「地域日本語教育センター」が拠点となり、在住外国人が地域社会で生活する上で十分な日本語能力を身につけられる「地域日本語教育」の人材育成や日本語学習の機会の提供等に取り組んでいます。 日本語教員を目指す学生のための「日本語教員養成プログラム」があるほか、県民を対象に「地域日本語教育講演会」や「日本語ボランティアスキルアップ研修」と、在住外国人を対象に日本語教室「生活日本語」を開催しています。 附属図書館は、キャンパスの一角の2階建ての瀟酒な建物にあります。蔵書は和・洋合わせて約16万冊。年間数千冊ずつ増加しています。また、所蔵雑誌も洋の東西、ジャンルもさまざまに、約2,000種に上ります。これらの図書・雑誌を開架として、学生は自由に閲覧することができます。カウンターでは図書の貸し出しだけでなく、調べものの相談や他館からの資料の取り寄せなど各種サービスを提供してみなさんの学習・研究をサポー卜しています。また、DVD等の映像メディアも利用できます。文学・語学関係の専門書や美術全集など、学習・研究に役立つ資料を取りそろえています。また、県内では本学図書館にしか所蔵のない資料も多く、学内外から利用されています。館内は開架式です。図書管理システムで検索した気になる資料も、直接書庫に入って自由に手に取り見ることができます。吹き抜けの明るく開放的なエントランスホール。先生のおすすめする本等が紹介された特設コーナーや企画展示コーナーが設置されています。附属図書館の1Fにラーニング・コモンズがあります。ラーニング・コモンズは主体的な学習をサポートするための空間です。人数にあわせて自由にレイアウトを変更できる机やイスを備え、Wi-Fi、モニター、ホワイトボードを利用しながら、グループワークやプレゼンテーションの練習などに自由に利用することができます。[ 文学部 国文学科2年 S・Yさん ]しょうしゃ▶ 充実した蔵書▶ 居心地のよい館内▶ ラーニング・コモンズ55考えるための知識を集められる場所大学図書館は専門書で調べ物ができるだけでなく、様々な分野の本が幅広く置かれているので新しい知識や考え方に出会える場所だと思います。作品が書かれた当時の様子を知るために歴史を調べたり、既にある研究にはどのような考え方があるか知ろうとしたりするのに役立つ本が幅広くあることが魅力だと感じています。VOICE登録日本語教員(国家資格)地域日本語教育の推進地域日本語教育センター地域日本語教育の拠点日本語教員養成プログラム多彩な蔵書で学習・研究を支援する附属図書館
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