群馬県立女子大学 GUIDE BOOK 2025
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ACTION1.VOICEVOICEMovie少人数教育野口 和彦 教授7コミュニケーションから得る学び[ 文学部 英米文化学科 4年 A・Tさん ] 文学部、国際コミュニケーション学部ともに、少人数教育を重視しています。文学部では、1年次に「基礎ゼミ」があり、少人数で、大学生活に必要な基礎的知識と技術を身につけることができます。また、専門分野を学び、最終的に卒業論文・卒業制作を完成させるため、同じ専門を志す仲間とゼミに所属し、議論を深めます。国際コミュニケーション学部でも、少人数に分かれて基礎的な学習のスキルを修得できる「スタディ・スキルズ」という科目があります。語学のクラスも少人数で構成され、習得状況により編成されますので、全体のレベルアップが図られています。少人数だからできる、双方向でのやり取りや、議論を交えた欧米型の授業が学生に学ぶ楽しさや意欲をもたらします。県女では少人数で学ぶ機会が多いので、常に周りの人とコミュニケーションを取りながら授業が進行します。そのため、教科書だけでなく、クラス内での対話からも様々な気づきが得られています。また、仲間と共に学ぶことで、お互いに刺激を受け、学習意欲が高まります。この恵まれた環境のおかげで、私は書くことや話すことといったアウトプットのスキルに積極的に挑戦し、それらのスキルを向上させることができています。「世界はどう動いているのでしょうか」。これを明らかにするのが、国際政治学/国際関係論であり、私の専門分野です。[ 国際コミュニケーション学部 国際ビジネス課程 4年 M・Kさん ]少人数の講義のため、先生と学生、そして学生間の距離もとても近いです。特にゼミナールでは、友人の意見や先生の説明に対して、疑問に感じたことを尋ねたり、自分の意見を話したりできる機会が多いため、より深く学ぶことができます。ゼミナールで自ら発言できるようになったことがきっかけとなり、他の場面でも積極的に発言できるようになりました。教授に聞く発言しやすい環境のお陰で他の場面でも積極的に少人数教育とは…わたしを磨く知性を育む徹底した少人数教育クリティカル・シンキングの力をつけるあるテーマについて、私たちは、さまざまな見方があることを学生に紹介します。さらに、学生は、与えられたテーマについて、いろいろな図書や論文などを読んで、思考を深めるとともに、私たちと意見を交換して議論することで、自分の考えを深めていきます。学問において、教員も学生も対等です。そして、教員と学生が討論を通して、学び合うことこそが、本学におけるリベラルアーツ教育における少人数教育の本質なのです。学問における「真剣勝負」です。少人数教育少人数教育によるきめ細かな教育

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