文学部文化情報学科23|学びのPOINT1入 門 科 目展 開 科 目専 門基 礎 科 目卒 業 研 究卒 業 制 作■ 鈴木 親彦 准教授[文化資源学・人文資料のデジタル化 ]■ 尹 喜 准教授[ 家族社会学・地域研究 ]■ 黒田 覚 教授[ 数理論理学 ]■ 山崎 隆広 教授[メディア論・文化におけるメディア ]■ 細川 雄一郎 准教授[情報の哲学・情報の倫理 ]SEMINAR27言語の情報学―人の言語機能の解明と応用を目指して―ゼミ紹介情報化社会における自分の役割が探究できるカリキュラム社会調査データと文化資源を重視する高度なメディア情報リテラシーを育む情報処理技術を使って言葉を分析する研究やコンピューターに言 葉を学ば せ て 社 会 課 題 に 応 用する 研 究 を行っています。数 学 の 定 理 を その 証 明 の 複 雑 さ で分 類 する 研 究を行っています。また数 学 を通じて、思考をいかに自由にできるかを考えています。P=NP 問題などの計算量理論の未解決問題を、弱い算術体系での数学の命題の証明可能性との関連で考察しています。メディアと我々の文化や社会との関係を研 究するメディア 論 を専 門としています。研究対象は出版、映像、インターネット、サブカルチャー、ジャーナリズムなど様々です。多 様 な 文 化 を 分 野 横 断 的 に 追 求 する「文化資 源学 」、人 文学に情 報学の成 果を活用する「人 文情 報学 」を専門としています。韓国をフィールドに、若者の自立、親子関係、脱北者のアイデンティティ・ポリティクスについての 研 究を行っています。神崎 享子 教授文化情報学科のカリキュラムは「社会・文化 」「情報・メディア」の2つのグループから編成されます。1、2年次に両グループの基 礎を学んだ上で、3年次にどちらかのグループのゼミに所属し、4年 次に卒 業研究・卒業制作を完成させます。「社会・文化 」グループでは、フィールド調 査、インタビュー や 調 査 票を用いた社会調査、様々な資料や文化 資 源のデジタルアーカイブ化などの方法に基づいて、現 代 社 会における様々な問題を複合的な視点から分析し解決する方法を探っていきます。「情報・メディア」グループでは、情報とメディアに関する技術や思想などを学ぶことを通して、これからの社会で求められる高度なメディア情報リテラシーを養い、情報技術と主体的に関わりながら社会を支えることのできる知性を育みます。■ 神崎 享子 教授[言語の情報学 ]■ 堀畑 佳宏 准教授[ 数理論理学・数学教育学 ] このゼミでは私たちが日常使っている言語を対象に、広く学際的な視点を持って研究していくことを目指します。私たちは言葉などを使って相手とコミュニケーションをしています。コンピューターが人間の役に立つためには、人間と同じ言語活動、例えば言葉の内容を理解したり、相手にとって必要な情報を提示したり、人間のような配慮や感情をもってコミュニケーションをしたり、別の言語で翻訳したりすることが必要です。近年、人工知能の発展により応用研究の幅が広がってきました。人間の言語機能や言語のしくみの解明を通して、人間が行う言語活動をコンピューターに実現させるためにはどうしたらよいか、さらにコンピューターが言葉を処理する技術(自然言語処理技術 )が様々な社会課題にどのように応用できるかを考えます。文化情報学科 教員 紹介・研 究内容教員紹介・研究内容について詳しくはこちら ▶「可 能 性 」についての 哲 学と論 理 学に 基づ いて、「 情 報とは 何か 」「情 報といかに向き 合うべきか 」を研 究しています。
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