群馬大学広報誌 GU’DAY(グッデイ) 2019 Summer
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私は、2019年1月よりアメリカのサンディエゴ州立大学(SDSU)へ1年間の交換留学をしています。早いことで、こちらに派遣されて3か月が経ちました。この留学は語学学校へ通うのではなく、現地の学生と同様に大学へ通うということで、授業やテストをこなすことは容易ではありません。これまでに幾度となく悔しい思いをしてきました。また、授業は、専攻である言語学の講義をとるほか、TAとして日本語の授業にも参加しています。自分の母国語が学ばれている光景は、とても面白いです。私は卒業後は英語の教員になる予定のため、この経験は必ず活かせると思っています。肝心な英語の能力ですが、どのくらい伸びているのかはわかりません。ただ、毎日自分の英語を意識して生活しないと、あまり変わらないのだろうなと思っています。毎日、自分の生活を見直し、1日1日を充実させることで、少しでも意義のある留学にしようと努めています。このように、苦しい状況と向き合って生活していることが何よりも良い経験になるのだろうと思っています。群馬大学基金の寄付者の方々には、このような貴重な経験をするためにとてもサポートしていただき、大変ありがとうございます。悔いの残らないよう、残りの留学生活を送りたいと思います。(2019年4月 執筆)サンディエゴ州立大学(SDSU)にてOld Townにて寄附金を活用した学生からのレポートをご紹介Coronado Beachにて教育学部英語専攻 4年田口 裕亮さん交換留学[ サンディエゴ州立大学 ]23GU'DAY Issue 06 |

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